BTA30の3種の動作モードについて

BT RXモード

  • 入力: Bluetooth
  • 出力: Coaxial、Optical、Line out

注意: このモードではCoaxial、Optical、Line Outが同時出力されます。

BT TXモード

  • 入力: USB、Coaxial、Optical
  • 出力: Bluetooth

USB in – Bluetooth outのモードでは、ボリュームノブが動作せずLDACコーデックにも対応しません。このモードでは音量を調整するファンクションを担うCT5302チップを経由して音声信号が伝送されず、無線伝送を担うBluetoothチップ自体には音量調整の機能はありませんので、本体のボリュームノブは無効となります。

Bluetoothコーデックを切り替えるには、PAIRボタンをダブルクリックしてください。

TXモードでUSB inを使用したとき、Bluetoothイヤホンから音が出ない場合

まずRXモードにし、スマートフォンとペアリングしてから、FiiO ControlでBTA30に接続してください。そして「RX/DAC」モードの設定項目で、「Select DAC input source」の「USB」のチェックを外してください。

次に、「TX」モードの設定項目で「Select DAC input source」の「USB」のチェックを入れてください。

RX/DACモードでUSB inがインプットソースとして選択されていると、DACモードに対して優先的にUSB inが使用されてしまうためにTXモードでのUSB in to Bluetoothが無効になります。

DACモード

  • 入力: USB、Coaxial、Optical
  • 出力: Coaxial、Optical、Line out

Coaxial、Optical出力はUSB入力が使用されているときのみ動作します。

その他のTIPS

1) 同軸は192kHz/24bitまで、DSD64(DoP)まで対応しています。
2) Opticalは96kHz/24bitまで対応しています。
3) USBは48kHz/16bitまでに対応しています。USB Audio Class1.0に対応するOSの標準ドライバーで動作し、メーカーから提供されるデバイスドライバーはありません。

三種類のインジケーターライト