よくあるご質問と回答
BT11 - FAQ
■インジケーターが点灯せず、BT11が認識されない場合
通常、音が出ない・認識されないなどの問題は、接続不良が原因となっております。BT11を一度機器から取り外し、再度接続し直してお試しください。
■接続したい機器とは異なる機器が接続されている場合
以下のいずれかの方法をお試しください:
- FiiO Controlアプリで現在のペアリングを解除し、接続したい機器を手動で選択する
- 他の受信機器から離れた場所でBT11を再接続し、接続したい機器をBT11の近くに置く
■Bluetoothコーデックに対応したインジケーターの色が点灯しない場合
FiiO Controlアプリで使用したいBluetoothコーデックが有効になっているかご確認ください。
また、受信機器が該当のBluetoothコーデックに対応しているかご確認ください
■他のBT11をFiiO Controlに接続できない場合
最初のBT11との接続を解除しても別のBT11を接続できない場合は、アプリ内で既存のBT11のペアリング記録を消去してから、新しいBT11とのペアリングを行ってください。
■FiiO Controlアプリに接続できない場合
初回接続時は以下の点をご確認ください:
・BT11がペアリングモード(赤と青のライトが交互に点滅)になっていること
・スマートフォンのBluetooth機能がオンになっていること
※同じスマートフォンで過去にペアリングしたことがある場合は、ペアリングモードにせずに接続可能です
接続できない場合は、他のスマートフォンとBT11が接続していないかご確認ください。他の機器との接続を解除してから、再度接続をお試しください。
■その他動作に問題がある場合
接続している機器(スマートフォン等)の再起動後、改めてペアリングをお試しください。
■USBオーディオ専用アクセスモードについて
Androidスマートフォンのシステムやハードウェアの違いにより、USBオーディオ専用アクセスモード使用時に権限の競合や互換性の問題が発生する場合があります。
以下に、確認されている主な事例をご紹介いたします。
- 一部のスマートフォンでは、省電力設定によってバックグラウンドでの第三者アプリの動作が制限されています。これにより、USBオーディオ専用アクセスモードでの音楽再生が数秒後に停止することがあります。この場合は、スマートフォンのバッテリー設定で該当アプリのスリープ時の動作を許可してください。
- USBオーディオ専用アクセスモード使用中に他のアプリを操作すると、音声が途切れたり一時停止したりする場合があります。この問題については現在改善を進めておりますが、当面は以下のいずれかの方法でご使用ください:
・USBオーディオ専用アクセスモード使用時は音楽再生に専念する
・音楽再生時はUSBオーディオ専用アクセスモードを無効にする
BT11のインジケーターランプは7種類の点灯パターンを表示しすることができます。
※現在の状態とインジケーターの色が一致しない場合でも、BT11の故障ではありません。再生機器やアプリの設定が正しいかをご確認ください。
■インジケーターランプの状態一覧
・SBC:青色でゆっくり点滅
・aptX/aptX Low Latency:紫色でゆっくり点滅
・aptX HD:黄色でゆっくり点滅 ※11/29現在、FWのバグで緑色での点滅となっております。次回のアップデートで修正予定です
・LDAC:白色でゆっくり点滅 ※11/29現在、FWのバグで水色での点滅となっております。次回のアップデートで修正予定です
・aptX Adaptive/aptX Lossless:緑色でゆっくり点滅
・ペアリングモード:青色で点滅
・再接続待機中:赤と青の交互点滅
※BT11はまず視聴されるイヤホンとの接続を先に行います。イヤホンとの接続方法はこちらをご確認ください。
■初回接続時の注意点
BT11がペアリングモード(赤と青のライトが交互に点滅)になっていることを確認してください。
なお、BT11はアプリでの操作に対応しており、スマートフォンと直接接続してコントロールすることができます。
■FiiO Controlアプリのダウンロード方法
以下のいずれかの方法でダウンロードいただけます:
・アプリストアで「FiiO Control」を検索
・ダウンロードリンクから直接インストール:https://forum.fiio.com/note/showNoteContent.do?id=202105071628040377809&tid=17
■よくある質問
Q:最初のBT11との接続を解除しても、別のBT11をFiiO Controlに接続できません
A:アプリ内で既存のBT11のペアリング記録を消去してから、新しいBT11とのペアリングを行ってください。
Q:FiiO ControlアプリにBT11を接続できません
A:以下の点をご確認ください:
初回接続時はBT11がペアリングモードになっていること
スマートフォンのBluetooth機能がオンになっていること
他のスマートフォンとBT11が接続していないこと
※接続できない場合は、他の機器との接続を解除してから再度お試しください。
■Windows PCでの使用方法
対応OS:Windows 10以降
1. 付属のUSB-A to Type-C変換アダプターを使用して、BT11をパソコンのType-CポートまたはUSB-Aポートに接続します。
2. 音声設定画面でFiiO BT11をデフォルトの出力デバイスとして選択します。
■Macでの使用方法
1. 付属のUSB-A – Type-C変換アダプターを使用して、BT11をMacのType-CポートまたはUSB-Aポートに接続します。
2. サウンド環境設定でFiiO BT11をデフォルトの出力デバイスとして選択します。
■Linuxでの使用について
理論的にはBT11のLinuxでの使用が可能ですが、Linuxにはさまざまな種類・バージョンが存在するため、すべての環境での動作を保証することはできません。
接続しても認識されない場合は、別のUSBポートをお試しください。それでも問題が解決しない場合は、お使いのLinux環境ではBT11に対応していない可能性があります。
現時点ではLightning端子対応版はご用意がございませんため、接続のためにはデータ転送機能付きのLightning to Type-C変換アダプターを別途お買い求めいただく必要がございます。
本製品は、通話や通知には現時点では対応していないため、着信時や通知がきた際にはBT11自体は自動的にミュートになるため、楽曲再生時には音楽が途切れるような状態となります。
BT11は、高品質なBluetoothコーデックに対応していない機器のオーディオ品質を向上させることを目的として開発されました。
例えば、iPhone15、Switch、PS5、PC、MACなどのデバイスです。
これらの機器は一般的に基本的なBluetoothコーデックのみに対応しており、最も性能の良い機器でもAACまでのサポートとなっています。多くの機器はSBCのみの対応であるため、Bluetooth接続時の音質に制限があります。
BT11を使用することで、これらの機器からLDACやaptXに対応したBluetoothヘッドホン/スピーカーに接続し、高音質なワイヤレス再生をお楽しみいただけます。
■Androidスマートフォンの対応について
BT11は標準的なUAC1.0プロトコルを採用しており、多くのAndroidスマートフォンに対応しています。ただし、スマートフォンのシステムはメーカーごとにカスタマイズされているため、機種によっては対応していない場合があります。
※多くのAndroidスマートフォンは標準でLDACコーデックに対応しています。LDACプロトコルは標準規格であるため、BT11使用時と大きな違いはない場合があります。お使いのスマートフォンがBT11と同様のBluetoothコーデックに対応している場合は、スマートフォン本体のBluetooth機能をご使用いただくことをお勧めいたします。
■対応コーデック一覧
・LDAC(990kbpsまで対応)
・aptX Adaptive
・aptX Lossless
・aptX
・aptX HD
・aptX Low Latency
・SBC
■Bluetoothバージョン:5.4
■AACとLHDCコーデック非対応の理由について
・AAC:特許およびライセンスの制限により、BT11では対応していません。
・LHDC:現時点でLHDC対応の受信機器が少なく(弊社製品を含む)、当面はBT11でのLHDC対応の予定はございません。
BT11はBluetoothマルチポイント接続に対応しており、2台の受信機器を同時にペアリングすることが可能です。
■接続手順
BT11をUSB経由で再生機器に接続すると、自動的に電源が入り、再接続状態となります。
しばらくするとペアリングモードに移行します。
1台目のBluetooth機器との接続が完了したら、FiiO Controlアプリを使用して再度ペアリングモードに入り、2台目の機器と接続することで、マルチポイント接続が可能となります。
BT11にはマイクが内蔵されていないため、着信時にはBT11は自動的にミュート状態となり、通話はスマートフォン本体に切り替わります。
■通話時の動作
スマートフォンで着信があった場合:
・BT11は自動的にミュート状態となり、通話はスマートフォン本体に切り替わります
・通話終了後は自動的に音楽再生に戻ります
Bluetoothヘッドホンを接続している場合:
・着信時にBT11とBluetoothヘッドホンは自動的にミュートとなります
・スマートフォンの着信音は本体から鳴ります
・通話はスマートフォン本体のマイクと受話口で行っていただけます
■Bluetoothヘッドホンのボタン操作について
現在は以下の操作のみ有効です:
・再生/一時停止
・曲送り/曲戻し
※通話関連の機能は現在使用できません
現在、aptX Losslessプロトコルには一部互換性の問題があり、44.1kHz/16bitフォーマットでのみ完全な動作を保証しています。
音途切れやノイズが発生する場合は、パソコンのサウンド設定画面でサンプリングレートとビット深度を44.1kHz/16bitに設定してお試しください。
BT11はスマートフォンのUSBポートを使用するため、スマートフォン本体のBluetooth機能には影響ありません。
ただし、スマートフォンの機種やシステム設定によっては、USBポートとBluetoothから同時に音声を出力できない場合があります。
■使用方法
・BT11のBluetooth機能を使用する場合:
接続するだけで特別な設定なくご使用いただけます
・スマートフォン本体のBluetooth機能を使用する場合:
BT11を取り外してお使いください
BT11と一般的な機器との動作方式の違いにより発生しております。
■原因について
一般的なヘッドホンは、AVRCPプロトコルを使用してスマートフォンと音量を同期させています。
一方、BT11はUSBポートからの入力音量をそのまま1:1で出力する仕様となっています。
なお、操作性を簡素化するため、ヘッドホンからのBT11の音量調整機能は無効化しています。
■音量が小さい場合の対処方法
ヘッドホン本体の音量調整機能で、適切な音量に調整してください。
それでも音量が不足する場合は、スマートフォン側のUSB出力音量を上げてお試しください。
BT11は、標準でLDAC伝送の最高ビットレート(96kHz/24bit/990kbps)に対応しています。
■接続が切断されたり、雑音が発生する原因
最高ビットレートでの伝送は、環境や機器に高い要求が課されるため、干渉を受けやすい特徴があります。特に以下の場合は注意が必要です:
・デバイスをポケットに入れた場合
・2.4GHz帯の干渉が多い環境での使用
・混雑した駅などの人が多い場所
また、多くのLDAC受信機器では、高ビットレート伝送時の通信距離や品質が十分でない場合があることが確認されています。
■推奨する使用方法
LDACコーデックは、できるだけ干渉の少ない環境でのご使用をお勧めいたします。
■今後の機能追加について
今後のファームウェアアップデートにて、以下の機能を追加予定です:
・LDAC音質優先モード/LDAC接続優先モードの自動切り替え機能
※近日配信予定のファームウェア 1.0.8 にてLDAC送信時のビットレート選択機能が追加され、LDACに正式対応する予定です。
本製品「BT11」はデバイス(スマートフォンやPC)との接続ではなく、まず初めに視聴されるイヤホンとBT11を接続する必要があります。※接続後デバイスと専用アプリ「FiiO Control」とペアリングを行います。専用アプリ「FiiO Control」とデバイスの接続方法についてはこちらをご確認ください。
①「BT11」を接続をしたいイヤホンが、デバイス(スマートフォンやその他機器)とBluetooth接続をしたことのある場合には、Bluetooth接続画面から一度イヤホン情報を削除してください。
②接続をしたいイヤホンにおいて、お手数ですが一度リセット操作を行ってください。
③スマートフォンを一度再起動してください。
④スマートフォンは一度Bluetooth接続をOFFにしてください。
⑤イヤホンと、「BT11」をペアリングしてください。※色の変化、ペアリングまでには少々時間を要することがございます。
⑥イヤホンと「BT11」がペアリングできたことを確認後、スマートフォンのBluetoothをONにしてください。
⑦FiiOControlアプリを開き、「BT11」をペアリングしてください。(”入る”を選択してください。)
BT11は以下の機器での音楽再生に対応しています:
・Androidスマートフォン/タブレット
・iOS機器/iPad
※ご使用にあたっての注意点
・Androidスマートフォンやプレーヤーは、機種によってシステムやハードウェアの仕様が異なるため、一部の機器で互換性の問題が発生する場合があります。
・Type-C端子搭載のiOS機器にのみ対応しています。Lightning端子搭載のiOS機器では正常に動作しない場合があります。