FIIO本社訪問のご報告

平素よりFIIO製品をご愛用くださり誠にありがとうございます。

この度FIIO Electronics本社を訪問し、意見交換を行ってまいりましたので、簡単にご紹介いたします。

FIIOElectronics本社の所在地である広州市は、北京市、上海市に次ぐ中国第三の都市で、人口約1300万人と東京都とほぼ同じ規模の都市です。羊城という愛称もあり、FIIOのマスコットキャラクターも羊を採用しております。

FIIO本社カウンター付近。この奥に会議スペースがあります。

今回の訪問の目的

今回の本社訪問ですが、順不同で以下を主な目的として実施いたしました。

  1. 今後の製品ロードマップについての意見交換
  2. 直近で発売予定の製品についてのトレーニング
  3. 日本のお客様から頂戴したご意見・ご要望についての説明と意見交換
  4. 日本での新製品発表会のスケジュール確認

2.5日間、合計で15時間以上に及ぶ打ち合わせを行いましたが、特に時間を割いたのが日本のお客様から頂戴したご意見・ご要望についての説明と意見交換です。このパートについてはCTO、ソフトウェア開発担当責任者、日本担当セールスマネージャーに参加してもらい、頂戴したご意見を説明したうえで、意見交換を行いました。

打ち合わせの様子

会議中の様子。テーマごとに、担当者が入れ替わりながら意見交換を行いました(机の上に社外秘の製品が置いてある等の理由から、ぼかし処理を施しております)。

具体的に何をどのように進めたのかはノウハウの一部なのでお伝えすることができず恐縮ではございますが、ホワイトボードなどに項目を書き出すといったオーソドックスなこともいたしつつ、進めました。

内容をお伝えすることができず恐縮ですが、多岐にわたって意見交換を行いました。ミーティングは全て英語で進行します(製品の今後の動向に関係する情報であるため、モザイク処理を施しております)。

訪問を終えて

今回のFIIO本社訪問ですが、大変充実した内容となりました。ひとえに日本のお客様の熱心なご意見・ご要望あってのことです。日本のお客様におかれましては、各種店頭イベントやTwitter等で多くのご意見・ご要望をいただくことができました。ご協力、誠にありがとうございました。

私どもからの提案は全部で40項目ほどございましたが、なんとか2.5日間で意見交換も終え、多くの項目で担当者の理解を得ることができました。
とはいえ、世界中に市場を持つFIIOですので、いただきましたご意見のなかには日本以外の国・地域の要望と両立することが難しい項目もございます。そういった項目については、できる限りオプション設定を追加するなどで対応してまいりたいとの回答がございました。

今後のお願い

今回の訪問を踏まえて、今後、お客様に以下のお願いすることがございます。よろしければ、ご協力いただければ大変助かります。

  • ご意見、ご要望をいただく際には、理由を必ずお書き添えいただけますでしょうか。私どもが理由を正確に説明できない場合、担当者に問題点として認識してもらうことが難しくなります。(例:私は〜という使い方をするので、それには〜という動作をしてほしい)
  • ご意見、ご要望をいただく際、他社製品との比較など可能でしたら、お手数をおかけいたしますが動画を撮影いただきURLをお送りいただけますでしょうか。店頭イベント等で撮影させていただく形でも結構です。
  • 不具合報告をいただく際、不具合が発生する条件をお書き添えのうえ、可能でしたら、お手数をおかけいたしますが動画を撮影いただきURLをお送りいただけますでしょうか。再現性の低いバグの場合には、訪問時に再現することが著しく困難な場合がございます。

 

以上、簡単ではございますが、報告とさせていただきます。今後もよりよい製品作りをメーカーと共にすすめてまいります。引き続きFIIO製品をお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

FIIO本社にはお客様用スペースがあり、お茶のサービスもあるそうです。中国らしいおもてなし文化ですね。