製品名:X5 3rd(Black), X5 3rd(Titanium), X5 3rd(Red)
品番:FIO-X5-3RD-BK, FIO-X5-3RD-TI, FIO-X5-3RD-R
JANコード:4582387102998, 4582387103001, 4582387103018
商品ジャンル:デジタルオーディオプレーヤー
希望小売価格:オープン価格
主な特長
FIIO Xシリーズ・デジタルオーディオプレイヤーのミドルクラスモデルである「FIIO X5」。2014年発売のファーストモデルに続き、翌年に発売された2nd generationでは音質面で着実な進化を遂げ、数多くのユーザーの高評価を獲得してきました。 そして2017年、フラッグシップモデル「X7」で採用されたAndroidベースのユーザー・インターフェイスと、今やオーディオプレイヤーにおいてスタンダードとなったタッチパネルを搭載し、これまでの製品開発において培った技術を基にその機能のすべてをモダンにアップデートした第三世代「FIIO X5 3rd」がここに登場します。
- 最大384kHz / 32bitのPCMデータおよび5.6MHzのDSDデータの再生に対応するデジタルオーディオプレーヤー
- 旭化成エレクトロニクス製ハイエンドDACチップ「AK4490」をデュアル・モノラル構成で搭載
- DACの真価を発揮させる2基の異なるD/A変換用水晶発振器を搭載
- 広大なサウンドステージを実現する2.5mmバランス出力端子搭載
- オーディオ再生用にカスタマイズされたAndroid 5.1 OSと専用音楽再生用ソフトウェアを搭載
- OSモード切替機能により、様々なアプリを高音質に
- 急速充電機能「Qualcomm® Quick Charge 3.0」に対応
- 2.4GHz帯に対応する優れたWi-Fi接続機能とBluetooth接続機能。Qualcomm apt-Xにも対応
- 最大で192kHz / 24bitのPCMデータの再生に対応するUSB DAC機能
- 32GBの内蔵ストレージ、2基合計1TBまで対応のマイクロSDカードスロット
製品の詳細
旭化成エレクトロニクス製ハイエンドDACチップ「AK4490」をデュアル・モノラル構成で搭載
X5 3rdは、ハイエンド・グレードのD/Aコンバーターチップである旭化成エレクトロニクス製AKM AK4490をステレオの各チャンネルごとに1基ずつ計2基搭載。最大32bit/384kHzまでのPCMと5.6MHzまでのDSDのネイティブ再生に対応しています。そのサウンドは低歪みかつ高分解能で、音源に秘められた情報を余すところなく忠実に再生する能力”に大きく貢献をしています。
DACの真価を発揮させる2基の異なるD/A変換用水晶発振器を搭載
X5 3rdは各種の音源を忠実に再現し、DACチップの真価を発揮させるため、独立した2つの水晶発振器を搭載しています。ひとつはDSDおよび44.1/88.2/176.4/352.8KHzのサンプリング周波数の音源を再生するために、もうひとつは48/96/192/384KHzのサンプリング周波数の音源を再生するために使われます。このデュアル・オシレーター構成の採用により、ジッターの大幅な減少、クロック性能の向上、より安定したオペレーションに加え、事実上サンプリングレート変換の必要性がなくなり、原音に忠実な音楽ファイルの再生能力をより強固にします。
広大なサウンドステージを実現する2.5mmバランス出力端子搭載
X5 3rdは3.5mmシングルエンド出力と、2.5mmバランス出力の2系統のヘッドホン出力を搭載することにより、近年そのバリエーションを増やす様々なヘッドフォン/イヤホン関連製品に幅広く対応します。
吟味された高品位パーツを採用するLPF部&アンプ部
X5 3rdのローパス・フィルター段にはデュアル・モノラル構成とした「OPA1642」が配置され、アンプICにはオーディオグレードとしてカスタム仕様とした「OPA426」を採用。より高い出力(300mW@32Ω)を実現し、より高負荷に耐えうる性能を獲得しました。 X5 3rdの最終的なオーディオ・アーキテクチャが生み出す傑出したサウンド・クオリティは、FIIOチームのベストな品質を出来る限り追い求める冒険の末に導き出された回答です。
オーディオ再生用にカスタマイズされたAndroid 5.1 OSと専用音楽再生用ソフトウェアを搭載
サードパーティー製のAndroidアプリによる自動的なサンプリングレート変換を回避するため、FIIOのソフトウェア開発チームは完全に新しいオーディオ再生用ソフトウェアを開発しています。X5 3rdでは、それを徹底的にカスタムしAndroid 5.1 OS用に最適化させたバージョンを搭載しています。その結果、より高音質なサウンド・クオリティと全体的なパフォーマンスの向上が得られ、さらにAndroid 4.4運用時より約90分のバッテリーライフ延長に成功しました。
OSモード切替機能により、様々なアプリを高音質に
X5 3rdのAndroid OSは「Pure Music mode」と「Android mode」の2つの異なる動作モードを搭載しています。Pure Musicモードでは他のアプリの起動を抑制することで音質の向上を実現しています。専用の音楽再生用ソフトウェア「FIIO Music」には、ViPER Effectを新規搭載。多彩なエフェクトによる音質変化を楽しめます。Androidモードでは、初期インストール済みのGoogle Play Storeアプリからダウンロード可能なサードパーティー製のAndroid対応アプリをお使いいただけます。
※ViPER Effectの中には一部課金が必要なEffectがあります。
急速充電機能「Qualcomm® Quick Charge 3.0 」に対応
X5 3rdは3.8V/3400mAhのバッテリーを内蔵し、約10時間連続で再生駆動させることが可能です。また新たにQualcomm® Quick Charge 3.0に対応。通常のUSB 5Vでの充電に加え、9Vまたは12Vのハイボルテージで出力可能な充電器を使用することにより、フル充電までに要する時間を大幅に短縮することが可能です。(最大電流1.2Cの場合、約90分で空の状態から満充電)
2.4GHz帯に対応する優れたWi-Fi接続機能とBluetooth接続機能。Qualcomm apt-Xにも対応
X5 3rdでは、新たに2.4GHz Wi-Fi接続機能を搭載することにより、音楽ストリーミングアプリや動画配信サイトなど、多岐にわたるオンライン・サービスへのアクセスが可能となりました。また、Bluetooth 4.0接続およびapt-Xに対応したことにより低遅延でハイクオリティなワイヤレス音声伝送を実現します。これら新時代のスタンダードといえるテクノロジーへの対応で、より洗練されたオーディオ・プレイヤーとして進化しました。
最大で192kHz / 24bitのPCMデータの再生に対応するUSB DAC機能
X5 3rdは、USBケーブルを介してコンピューターと接続することで、最大で192kHz / 24bitのPCMデータの再生に対応するアシンクロナス方式のUSB DACとしてもご利用いただけます。 Macでお使いいただく場合には、ドライバーをインストールする必要はなく、接続すると自動的に認識されます。Windows PCでは専用ドライバー・ソフトウェアが必要となりますが、WASAPIのほかASIOもご利用いただけます。
32GBの内蔵ストレージ、2基合計1TBまで対応のマイクロSDカードスロット
X5 3rdは32GBの内部ストレージに加え、2基のmicroSDカードスロットを搭載。それぞれ最大512GBまでの容量に対応し、合計で最大約1TBもの大容量ストレージ環境を構築することができます。
※microSDカードはメーカー推奨としてSanDisk製の製品が推奨されています。
本体表面と完全にフラットなカードスロット構造
X5 3rdでは、よりシームレスで耐久性のあるシャーシデザインを目指し、microSDカードスロットの在り方を前モデルから再考し、スロットと本体のギャップがほとんど存在しない構造のカードスロット機構を採用しました。従来のプッシュ式のスロットではなく、付属のピンを使用しての開閉方式を採用しております。
※スロットにSIMカードを挿入してのネットワーク通信には対応しておりません。
専用レザーケースが付属
X5 3rdには同梱アクセサリーとしてレザーケースが最初から付属しています。
※BlackとTitaniumにはブラックカラーのケースが、Redにはレッドカラーのケースが付属します。
製品の仕様
対応フォーマット(ハイレゾ) | DSD: 5.6MHz (“.dsf”/”.dff”/”.iso”) AIFF: max 24Bit/384KHz FLAC: max 24Bit/384KHz WAV: max 32Bit/384KHz ALAC: max 24Bit/384KHz WMA: max 24Bit/96KHz APE Fast/Normal/High: max 24Bit/384KHz APE ExHigh: max 24Bit/192KHz APE Insane: max 24Bit/48KHz |
対応フォーマット(16bit以下) | MP3/MP2/AAC/WMA/OGG/etc… |
3.5mm シングルエンドヘッドホン出力 | >480mW(16Ω) / >250mW(32Ω) / >28mW(300Ω) |
2.5mm バランスヘッドホン出力 | >400mW(16Ω) / >240mW(32Ω) / >26mW(300Ω) |
チップ構成 | SoC: RK3188 DAC: AK4490EN x 2 LPF: OPA1642 x 2 OPamp: カスタムOPA426 x 2 |
S/N比 | 3.5mm ≥115dB 2.5mm ≥111dB LINE OUT≥120dB |
定格出力 | 3.5mm >8Vp-p 2.5mm >7.5Vp-p |
全高調波歪率+ノイズ | 3.5mm,2.5mm <0.003% |
チャンネルセパレーション | 3.5mm >73dB 2.5mm >98dB LINE OUT >98dB |
周波数帯域 | 5Hz – 55KHz |
タッチスクリーン | 3.97″ IPS TFT液晶 (400 x 800px) |
バッテリー容量 | 3400mAh |
初回インストールFW | FW 1.1.0 |
初回インストールAndroid バージョン | Ver. 5.5.1 |
コアキシャル出力 | DSD: max 5.6M対応 (PCMにダウンコンバート) PCM: max 16Bit/96KHz 対応 |
USB DAC 機能 | DSD: max 2.8Mのみ対応 (PCMにダウンコンバート) PCM: max 24Bit/192KHz 対応 |
USB デジタル オーディオ出力 |
今後のFWアップデートにより対応予定 |
内蔵メモリ | 32GB (空き領域:26GB) |
外部microSDカード | 最大512GB x 2スロット |
アウトプット | 3.5mmステレオヘッドフォン/2.5mmバランスヘッドフォン/ アナログライン/デジタル同軸(ラインと兼用) |
Wi-Fi | 2.4GHz IEEE802.11 b/g/n サポート |
Bluetooth | Bluetooth V4.0, apt-X サポート |
連続再生時間 | 約10時間(3.5mmステレオヘッドフォン出力) 約8時間(2.5mmバランスヘッドフォン出力) |
充電所要時間 | 約3時間 (DC 5V/2A) 約100分 (DC12V/1.5V – 急速充電時) |
サイズ | 66.2 × 114 × 14.8mm |
重量 | 186g |
付属品 | 本体 (画面保護用プロテクター貼付済) ユーザーマニュアル USBケーブル(USB-A – microUSB) SPDIF変換用ケーブル クリアケース レザーケース(黒:BLACK&TITANIUM / 赤:RED) カードスロット用ピン |
設計や仕様は予告なく変更されることがあります。