BTR5 2021 スマートフォンでUSBDACとして使う方法

概要

現在、市場に出回っているスマートフォンではUSBオーディオ規格の実装内容が統一されていないため、完全な互換性を保証することはできないことについてあらかじめご容赦くださいますようお願いいたします。

そのような中で、より動作可能性を高める方法として、BTR5 2021では「USBオーディオアダプタモード」を用意しています。スマートフォンにUSBケーブルでBTR5 2021をつなぎ、接続が検出されると、「USBオーディオアダプタ」モードをオンにするように自動的に求められます(”CHARGE OFF?”という表示がされます)。このとき、いずれかのボタンを押すだけで充電機能がオフになって、「USBオーディオアダプタモード」が有効となります。

USBオーディオアダプタモードが有効になっていない場合、USB OTG接続の仕様として、BTR5 2021に対してスマートフォンから給電動作が行われるため、スマートフォン側の給電能力やバッテリーが足りないとBTR5 2021をUSBDACとして認識できなかったり安定接続することができなくなる場合があります。

Android

AndroidでUSBDACを使用するには、OSあるいは再生に用いるソフトウェアにUSB Audio Class 2.0に対応したドライバーソフトウェアが内包されており使用可能な状態になっている必要があります。一部のアプリ―ケーションにはそれらのドライバーソフトウェアが内包されていないので使用できないものが存在します。

一般的にはBTR5 2021を接続すると、USBオーディオ出力を有効とするか否かの問い合わせウィンドウがスマートフォンの画面に表示されますので、有効としてください。ソフトウェアによっては有効無効の設定がソフトウェア内に存在する場合がありますので、音が出ない場合にはそれらの設定やマニュアルをご確認ください。

iOS

BTR5 2021とiPhoneやiPadを接続するためには特殊なケーブルが必要になります。LT-LT1のような Lightning to Type-C ケーブルを追加購入してください。BTR5 2021には付属されておりません。(BTR5 LC 2021には Lightning to Type-C ケーブルが付属していますので別途購入いただく必要はございません。)