[FiiO Control] UTWS5のアプリコントロール概要

FiiO UTWS5は、FiiO Controlアプリを使用することによって各種制御ができます。アプリストアにアクセスし、「FiiO Control」を検索してインストールしてください。または、メーカーのサポートページから個別にAPKファイルをダウンロードしてインストールしてください。

UTWS5の設定をリセット、EQ設定、OTAアップグレード、音量調整、その他の多くの機能はすべてFiiO Controlアプリから利用できます。

ステータス
  • 左右それぞれのイヤーフックの残バッテリーと、ファームウェアバージョンが表示されます。
  • インジケーター表示:イヤフックー側の白いインジケーターライトをオン/オフします。
  • バッテリー保護:オンにすると、イヤーフックのバッテリーは満充電にはならないようにある程度の充電量まで抑制されるようになり、バッテリーをいたわるモードになります。
  • ボタン機能変更:イヤーフックのボタンを3つのプリセットから選択できます。「?」をクリックすると詳細が表示されます。
  • アイドルパワーオフ:設定された時間Bluetooth接続されていない場合は、イヤーフックの電源が自動的にオフになります(デフォルトは5分)
Audio
  • バランス:必要に応じて左右のチャネルバランスを調整できます。
  • デジタルフィルター:UTWS5は4種類のデジタルフィルターをサポートします。

デジタルフィルターはDACチップに内蔵されている機能が使用されますが、これは特定周波数を任意に増減させるEQのような処理とは原理が異なり、サウンドの変わり方は極めて微妙なことが多く体感できない場合もあります。以下に参考のため様々なフィルターについてのメーカーサイドのリスニング経験に基づく内容を提示します。実際のリスニング体験は使用する機器や各々の主観が大きく関係するため、あくまで参考として頂きますようお願い申し上げます。

Sharp Roll-Off Filter:サウンドはクリーンで軽快、軽くシャープでありながら繊細で、高解像度のパフォーマンスを備え、複雑なサウンドトラックやペースの速い音楽ソースに適しています。

Slow Roll-Off Filter:音は雄大な傾向があり、位置は比較的後方にあって、残響が強めになります。ポップミュージックに適しています。

Short Delay Sharp Roll-Off Filter:サウンドはまろやかで、倍音や低音が豊富、自然な残響といった印象です。スロービートやその他の音楽に適しています。

Short delay Slow Roll-Off Filter:サウンドはクリーンで純粋、位置は比較的前方にあって、没入感があり、クリアで原音忠実の印象です。クラシック音楽に適しています。

  • イヤホン音量:Bluetoothの音量調整
  • トーン音量:操作プロンプトの音量調整
  • 通話音量:通話時にUTWS5を使用する場合の受話音量

注:これら音量設定はUTWS5内部に記憶できるので、電源オンオフで設定を繰り返す必要はありません。

  • 表示言語:操作プロンプトの音声を英語と中国語から選択可能
設定
  • カスタムデバイス名:必要に応じてデバイスの名前を変更します。UTWS5を複数台運用するときなどに便利です。
  • ペアリング解除:記憶されたBluetooth接続情報を全て消去します。
  • 設定を初期化:すべてのBluetooth接続情報を消去し、UTWS5の各種設定をデフォルトに戻します。動作に不調を感じたときにもリストアすると解消される場合があるため実行を検討して下さい。
  • 電源OFF:UTWS5の電源を任意でオフにします。
  • OTAファームウェア更新:ファームウェアをオンラインまたはオフラインでアップグレードするときに使用します。

FiiOMusicアプリに接続した後、UTWS5をFiiOControlアプリに接続できないとき

Bluetooth接続は1度に1つのデバイスに制限される仕様です。そのため、すでにFiiO MusicまたはFiiOコントロールアプリに接続されている場合は別のアプリから接続は出来ないので、接続中のアプリを終了させてから他のアプリで接続する必要があります。