よくあるご質問と回答
X5 3rd gen – FAQ
文字コードをUnicode(ID3v2.4の場合、UTF-8)としてタグを作成してください。
現代のコンピューターでは,もともとアルファベットと数字しか表現する機能がありませんでした。漢字やひらがなといったものは表現できず,それを複数のビットデータと,対比表をつかって表現する方法が編み出されました。それが端的に言えば「文字コード」と呼ばれるものです。
そのため,漢字やひらがなを正しく表現するには,表示したい文字と,対比表が合致していなければなりません。FiiO製品では,現在国際標準となっているID3v2.4においてUnicode(UTF-8)という文字コードを使用することで表現する仕様となっております。ID3v2.3の場合はUTF-16が使用可能です。
一方,日本では歴史的にJIS,EUC,Shift-JISと呼ばれる文字コードが使用されてきた経緯があり,MP3などが全盛だった時代に作成されたタグツールはShift-JISを前提に作成されているものが多々ある状況です。またソフトウェアによってはデフォルト値がそれになっているなどの理由により,作成者が国際的な対応を留意して作成していないものや,過去のデータはShift-JISでタグが生成されていることが多く,結果的に漢字やひらがなが正しく表現できず,”文字化け”という症状が発生する頻度が高いという事情がございます。また,タグを入力する際に補助的に参照される「CDDB」と呼ばれるデータベースの影響もあります。これらは有志によってデータが作成・更新される場合があり,データを提供する側の文字コード設定を影響を受ける場合があります。そのため,CDDBから参照したタグ情報自体の文字コードが問題になる場合もあります。
基本的にタグにおける文字コードの利用は,判定して使い分けるということは念頭になく作られており、使用する前にどの文字コードを使うのかということを決め打ちする必要があり,つまりは使うシステムが前提とする文字コードに合わせてデータを揃えることが運用上必要なものになっています。そのため,ご不便をおかけする場合もあるかと存じますが,FiiO製品でタグ情報の表示に正しい表示を期待される場合,利用するメディアファイル側の文字コードを揃えるようお願い申し上げます。
一方,以上の事情とは別で,想定しない文字化けなどがFiiO Musicで起こることもないとは言えないため,品質向上を目的として情報提供を募っております。
バッテリー残量がゼロになっています。
非常に多いお問い合わせでございますが,バッテリーがゼロ(完全放電)になっているか,またはゼロに近い状態からある程度充電が行われないと,電源ボタンを押しても無反応となります。数時間充電を行っていただきますようお願い申し上げます。
機種によっては、完全放電に近い状態となると,USBケーブルを電源に接続しても各種LEDの点灯がされなかったり,各種ボタンを押しても無反応になる場合がございますが,そのような場合でも充電自体は行われています。慌てずに,5V 2A以上のUSB充電器へ接続し,数時間そのままにしてくださいますようお願い申し上げます。また,USB充電器が十分な電源供給能力を満たせない,または不具合があるために充電ができていないという状況のお問い合わせも多くいただきます。別の充電器で改めて充電を試みるなどの対応もお願いいたします。
USBケーブルは製品付属品を使用して動作をお確かめ下さい。特にType-C端子を装備するプレーヤーでは,サードパーティ製に使用できないケーブルが存在します。
[FAQ] USB Type-C to Type-Cケーブルの使用における注意
microSDカードを抜いて起動するかをお試し下さい。
一部のmicroSDカードにおいて,想定以上の電力をプレーヤーに要求する物があることを確認しています。このようなカードを用いた結果,プレーヤーに過負荷が生じてしまい,電源が入らなくなったり,使用している途中に不意に電源がオフになったりという不安定な状況になります。このような場合が疑われるときにはmicroSDカードを取り出してプレーヤーが起動するかをお試し下さい。プレーヤーが起動するよう復旧した場合は,以後は該当microSDカードを使うことを控え,別のmicroSDカードを使用するようにして下さい。
Xシリーズの一部機種と,Mシリーズでは次の操作を行うとAirPlayレシーバーとして動作することが可能です。
注:この機能は,機種によっては発売開始後に実装されたものであるため,使用するには最新のファームウェアに更新する必要があります。ご購入直後の製品ファームウェアでは機能自体が搭載されていない状態にある可能性があります。各製品のサポートページのファームウェア更新履歴をご確認下さい。
画面上部から下に向かってフリック操作を行うと,クイック設定が表示されます。「AirPlay」と書かれた部分をタップします。
そうするとAirPlayレシーバーモードに切り替わります。他のAirPlay機器がMシリーズと同一Wi-Fiに接続されていれば,この時点でAirPlayデバイスとして一覧に表示されるはずですので,再生可能な状態になります。AirPlayレシーバーモードを終了するには,画面右上のアイコンをタップします。
AirPlayデバイスとして表示されない場合に考えられる原因
- 双方の機器が同一のSSIDに接続されていない可能性があります。
- ゲスト用SSIDなどの,セキュリティ機能によって無線通信機器同士が通信不能になるネットワークに接続している可能性があります。
- ルーターが複数あるなどでNAT並びにファイアウォールと呼ばれる機能が動作している可能性があります。できるだけシンプルな機器構成として下さい。一部の無線LAN中継器はNATを介して動作するため,利用に支障が出ることがあります。そのような中継器があると利用できたり出来なかったりという症状を呈しますので,使用をやめるか”ブリッジ動作”を行う中継器を使用するようにして下さい。
- モバイルルーターは,その機器が持つ目的からAirPlayのようなメディア系の通信の使用には耐えない場合があるため,できるだけ使用を避けるようにして下さい。商用電源から常時給電が可能な据え置きタイプの機材を使用して下さい。テザリングでの使用も推奨されない構成になります。
ナビゲーションバーが表示されていたバージョンから最新のファームウェアに更新すると,設定 -> ディスプレイ -> Enable Bottom Navigation bar という設定値がデフォルトでオフとなるため表示されなくなります。再度表示させたい場合には,この設定値をオンにして下さい。
本機にはリチウムイオンバッテリーが搭載されております。使い方を誤るとバッテリーの性能を低下させ、故障の原因となりますので以下の点ご注意ください。
本体温度が40℃を超えないようにする
リチウムイオンバッテリーは、高温の環境に置かれることによって急速に劣化が進行する場合があります。
●自動車の車内に保管・放置することはお止めください
●直射日光等に当てずにご使用ください
●熱が籠もらない環境でご使用ください。持ち歩きながら使用する場合でも、熱が籠もるバッグやケースの中に入れた状態で長時間使い続けたり、周囲の発熱するものと近づけて使い続けたりすることはお止めください
また、0℃以下の環境ではバッテリー含め本機が正常に動作しません。その場合使用を中止してください。
充電量を80%以下に抑える、バッテリーが空の状態で放置しない
リチウムイオンバッテリーは、充電量20%~80%の範囲内で使用するのが寿命を延ばすために効果的です。
●満充電に近い状態を続けると、バッテリー内部の化学反応により劣化が進行する可能性が高まります。特に高温環境で満充電の状態を続けることはバッテリーを急速に劣化させる原因となります
●充電が空の状態で放置すると、過放電状態となりバッテリーを劣化させる原因となります。長期間使用しない場合も定期的に充電してください
本機には充電量を制限したり不要な充電を停止する機能がありますので、それらを設定して使用する事をお薦めします。
ご利用の2.5mmリケーブルのプラグ長をご確認ください。
現在のFiiO製品において2.5mmジャックを装備しているものは、11.5mm長のものに対応しております。中国の電気産業界標準である[SJ/T 10495-94 Concentric plug and jack model CS(CK)25,CS(CK)35]に基づいています。リケーブルを使用される場合、この規格に則ったヘッドフォンプラグの使用を推奨いたします。
一部のサードパーティ製2.5mmリケーブルのプラグ長は、ある事情から11.5mmよりもわざと長く作られているものが存在し、それらのリケーブルプラグを挿入すると接触不良となる場合があります。そのため基本的には正しいプラグ長のリケーブルを使用して頂く必要があります。
※X7 Mark IIにおいては、その長さを埋めるスペーサーとしてゴムワッシャーを付属(トルクスドライバーが収められている箱の中に予備のトルクスネジとともに同封)していますので、それをご利用いただくことも出来ます。
最新のX7-FW3.3.4 / X5III-FW1.2.0 / X7MKII-FW1.0.5のファームウェアでは,FiiO Music v.3.4.0がビルトインされておりますが,FiiO Music v.3.4.1にて修正されております。アップグレード方法は2通りあり,FiiiOミュージックアプリがすでにv.3.4.1以降のものであれば,それを更新する必要はありません。
①オンラインアップデート
プレーヤーをWiFiに接続してからFiiO Musicを起動し,数秒お待ちいただくとアップデート通知がポップアップします。FiiO Musicを直接アップグレードするには,「Install」をクリックしてください。
「Next prompt」を選択すると,アップデートが一度スキップされますが,次にFiiOミュージックアプリを開いたときに通知が再表示されます。 「Ignore」を選択すると,このバージョンの更新はスキップされます。
②マニュアル更新
a。プレーヤーをストレージモードに設定してコンピュータに接続し,ダウンロードしたFiiO Music(.apk)をプレーヤーの内部ストレージにコピーします。あるいは,プレーヤーをWi-Fiに接続し,内蔵ブラウザでダウンロードします。
b。コンピューターとの接続を切断し,ESファイルマネージャを起動して,internal_sd内にFiiO Musicアプリケーションがあることを確認したら,タップしてインストールをクリックします。
(FiiO Music app V3.4.1(.apk)はこちらです:http://fiio-file.fiio.net/FiiO%20Music3.4.1.apk)
尚,このアプリはFiiO Android Music Playerでのみ使用でき,他のAndroid端末では使用できません。)
FiiO Musicが正常にインストールされたら、FiiO Music – > Setting-> About App-> FiiO Music VX.X.Xに移動して、アプリのバージョン(FiiO Music V3.4.1など)を確認することで,正しく更新されたかどうかを確認できます。
X7 Mark II 及び X5 3rd gen に関しては,SanDisk製の400GB microSDXCカード「SDSQUAR-400G-JN3MA」が動作することを確認しております。サポート対象となるのは2018年3月1日現在の最新ファームウェア以降となります。
FiiO Musicを開き,メインメニュー上の「設定」アイコン(画面の左上あるいは右上にある歯車アイコン)をクリックするか,左側から指で右にスワイプして設定メニューに入ります。
その後、「曲をスキャン」をクリックしてスキャンメニューに入ります。プレーヤー内の「すべての曲をスキャン」するか、「選択したフォルダのみをスキャン」するかを選択できます。
スキャンメニューの右上に設定アイコンがあります。クリックするとスキャン設定に入り,60秒以下の楽曲や,指定したサイズよりも小さいファイルサイズの楽曲をスキャン対象から外すことができます。
FiiO Musicの最新バージョンはインクリメンタルメディアアップデート(差分更新)をサポートしています。つまり,最後のアップデート以降に追加された新しい曲だけをスキャンします。また,スキャン結果には,ライブラリに追加された新しい曲の合計数のみが表示されます。
メディアのスキャンに失敗してフリーズする場合は,まずFiiO Musicを終了してから,再度起動して下さい。その後,メディアデータベース(FiiO Music設定 – >ライブラリをリセット)を実行し,曲をもう一度スキャンします。
その後も失敗した場合は,microSDカードを使用している場合はメディア自身に不良がないかパソコンなどでチェックディスクを行って下さい。カードにも問題がみられないような場合には,プレーヤーの内蔵ストレージ(「internal_sd \ FiiOMusic \ crash」※Xシリーズの場合)のクラッシュログフォルダを見つけ,このフォルダ(圧縮/圧縮して構いません)を [email protected] に送信していただければ,FiiO側で問題を分析します。
SRCは搭載しておりません。X5 3rd gen及びX7MKIIは,FiiOによって細部までカスタマイズされたAndroid 5.1.1システムで動作していますが, 純正のFiiO Musicアプリであるのかサードパーティのアプリであるのかに関係なく,オリジナルのサンプルレートでオーディオ出力することを保証するシステムとなっています。サードパーティ製のアプリケーションからの出力は,そのアプリケーションから受け取ったままのサンプルレートで出力されます。
ギャップレス再生をサポートしており、 “設定” – > “ギャップレス再生” – > On / Off で設定できます。DSDで有効にならない状況の場合には最新のファームウェアに更新してご利用下さい。ただし例外として現時点の仕様ではAAC(m4a)ファイルのギャップレス再生は行うことができません。またMQAを有効としている間はギャップレス再生を設定していても無効になります。
X5 3rd gen / X7MKIIは、同軸デジタル出力のDOP出力機能をサポートしています。ただし DSD 64(2.8MHz / 1bit)のみのサポートとなります。
DOPとD2P(PCM変換出力)を切換える方法:設定 – >オーディオ設定 – > SPDIF out -> DOP / D2P
X5 3rd genにDOP / D2Pオプションがない場合は,まず最新のファームウェアにアップグレードするようにしてください。
X5III / X7 / X7MKIIに搭載されているFiiO Musicをより使いこなしていただくため,以下にFiiO Music アプリの使用方法を記述いたします。 皆様のお役に立ちますよう願っています。
アプリのホーム画面
1.設定
2.検索
3.now playing へのショートカット
4.プレイリスト
5.ローカルドライブ
6.DLNA
7.音楽が再生されていないときにクリックした場合:メディアライブラリ内のすべての曲をシャッフル再生します。(事前にメディアライブラリを更新している必要があります。)
音楽を再生しているときにクリックした場合:「Now Playing」画面に入ります。
左右にスライド:曲を切替えます。
設定
オフタイマー(music app):
設定された時間が経過すると、FiiO Musicは自動的にオフになります。 10分から90分まで選択できます。
曲をスキャン:
1.スキャン方法の選択
2.3,6,または12MBより小さいトラックを無視
メディアライブラリ アップデート:
メディアライブラリの更新を手動で行うか自動で行うかを選択します。
UIカスタマイズ:
アプリのホーム画面に表示する機能を選択します。
インラインリモート;ゲイン;L/Rバランス:
メニューが次のようなインターフェースに変更されます。
Customize album art image(アルバムアート画像のカスタマイズ):
デフォルトのアルバムアート画像をカスタマイズします。
デフォルトボリューム:
デフォルトボリュームの設定では,30から120までの特定の音量レベルを選択でき,FiiO Musicを立ち上げたときの再生音量を設定することができます。FiiO Musicを立上げても音が出ないように最大音量を0に設定することはできません。
メモリー再生:
「最後の曲」を選択すると,FiiO Musicを再度立ち上げた際に,前回終了時の直前に再生していた曲の先頭から再生を行います。
「最後の位置」を選択すると,FiiO Musicを再度立ち上げた際に,前回終了時の直前に再生していた曲のその位置から再生を行います。
背景テーマ:
最大音量:
FiiO Musicの最大音量を30から120の間で設定することができます。FiiO Musicを起動した際に音が出ないように最大音量を0に設定することはできません。
ViPER Effect:
Auto-match lyrics & album art(歌詞やアルバムアートの自動マッチング):
FiiO Music -> Settings -> Auto-match lyrics & album art で自動マッチング機能を有効にすることができます。
Now Playing インターフェース:
1.ホーム:Appホームページに戻る。
2.検索:タップすると,X5III / X7MKIIのすべての曲の全画面検索ペインが表示されます。 トラックタイトル,アルバム名,アーティスト名の検索がサポートされています。 最近の検索結果が保存されます。
3.歌詞機能アイコン:歌詞画面が表示されない場合は,歌詞画面をクリックします。歌詞画面の右下にある機能アイコンをクリックして検索を選択します。
4.スライドして早送り/早戻し
5.イコライザー:タップしてイコライザーコントロールパネルを開きます。
6.Bluetooth:
Bluetooth機能がオンで,Bluetoothオーディオデバイスが接続されていない場合,Bluetoothペアリング画面を開きます。
Bluetoothオーディオデバイスが接続されていない場合,Bluetooth設定画面を開きます。Bluetoothオーディオデバイスが接続されている場合,Bluetooth機能をオフにします。
7.お気に入りに追加:タップすると,お気に入りのプレイリストに現在のトラックが追加されます。
8.その他の機能:タップしてトラック情報を表示するか,現在のトラックを削除します。
9.再生モード:タップすると,一回再生,シングルループ,シャッフル,ループ全体のいずれかを選択できます。
10.前トラック
11.再生/一時停止:現在のトラックを再生/一時停止します。
12.次トラック
13.プレイリストに追加:選択したプレイリストに現在の曲を追加します。
14.アルバムアート,歌詞,ID3情報,UVメーター(DSDファイルでは使用できません)からタップしてタップします。
15.現在のプレイリストを取得するには,左側から右に横にスライドします。トラックをドラッグして上下に移動すると,再生リストの再生順を変更できます。
(X5III FW1.1.7、X7 FW3.3.1から追加されています。)
イコライザー:
タップしてイコライザ-コントロールパネルを開きます。
ローカルドライブ:
1.すべての曲
2.アーティスト
3.アルバム
4.ジャンル
5.ストレージ
6.文字によるソーティング
7.各ジャンルの曲数順によるソーティング(アーティスト/アルバム/ジャンルカテゴリにのみ表示されます)
8.アルファベット順の最初の文字によるソーティング(現在は中国語と英語のみが利用可能)
9.リストの操作(リスト内のいくつかの項目をマークし,それらを再生/削除するか,またはプレイリスト/お気に入りに追加する)
10.キャンセル
1.右にスライドしてクイックメニューを表示します。
2.スライドを左にスライドさせて削除アイコンを表示します。(ストレージインターフェイスでは左にスライドしてフォーマットアイコンを表示します。)
3.機能メニューへショートカットします。
1.アルバム順に並べ替え,クリックすると「すべての曲」に切り替わります。
2.すべての曲を再生します
3.特定のアーティストのすべての曲,クリックしてアルバム順にソーティングします。
4.特定のアルファベットで曲を選択し,クリックします。(アルファベット順に最初の文字でソートすると利用可能)
「戻る」アイコン:「フォルダ」メニュー表示で,このアイコンを1回クリックするとルートディレクトリに戻ります。
背景テーマ(シンプルホワイト、X5III FW1.1.7、X7 FW3.3.1から追加)に関する注記:
ショートカットをNow Playing画面に表示:Now Playing内のショートカット設定をプリセットします。(右図の赤いフレーム)
まだ,いくつかのオプションを理解できない場合,Fiioフォーラムスレッドに直接返信するか,ホームページのコンタクトフォーム,あるいは [email protected] に電子メール(直接メールされる場合は英語・中国語のみ)でご連絡下さい。
ユーザーの利便性を高めるため,DAC機能を持つプレーヤー用に新しい汎用USB DACドライバを特別に開発しました。 このドライバをコンピューターに1回インストールするだけで,複数モデルのFiiOプレーヤーをDACとして接続することができます。また,Q5やQ1mk2などのUSBDAC機能対応ポータブルアンプ製品でもこのドライバを使用できます。
新しいドライバは,新しいアイコンとインターフェイスで実装されています。 インストールと使用方法の詳細な手順は次のとおりです(X7とWindows 10の組合せを例として使用します)。
A.汎用USB DACドライバのインストール
注:ドライバはWindows 8 / 8.1 / 10に直接インストールできますが,Windows 7の一部のバージョンでは,ドライバーの署名に関する問題が生じるため,最新の状態にWindows Updateが行われている必要があります。Windows 7を使用している場合は,チュートリアルの最後にある付録を参照してください。
1.プレーヤーのUSBDAC機能を使用したい場合は,最新バージョンのファームウェアにアップデートし,プルダウンメニューでUSBモードを「ストレージ」から「USB DAC」に切り替えます。
(他のプレーヤーでは”システム設定 – > USBモード”)
2.プレーヤーをコンピューターにUSBケーブルで接続します。
3.サポートページよりドライバーパッケージをダウンロードし,必要に応じて解凍します。
※rar形式のファイル解凍ツールには 7-zip を使用いただくことをお勧めいたします。
解凍して作成された実行形式ファイル(.exe)をダブルクリックして実行します。
4.下のWelcomeページで,「Next」をクリックします。
5.「Choose Install Location(インストール場所の選択)」ページで,「Install」をクリックしてインストールを開始します(デフォルトのインストール場所を使用することをお勧めします)。
Windows 7では,ポップアップウィンドウが表示され,警告通知が表示されることがあります。表示された場合にはWindows Upateで提供されているパッチを適用して頂く必要があります。Windows 7の一部バージョンが,ドライバーが使用している署名形式の種類をサポートしない状況にあるため発生しますが,Windows 8 / 8.1 / 10ではこのような問題はありません。
特記事項:
ドライバは通常,I/O周りの制御やWindowsレジストリの変更など,Windowsシステムと密接な動作を行います。 いくつかのウイルス対策ソフトウェア(Virustotal,テンセント製ツールなど)では,ドライバが動作することを自動的に禁止したり,誤ってプログラムをマルウェアとして認識して,削除や動作停止を引き起こすことがあります。 そのような挙動が見られた場合は,ドライバのセットアッププログラムを信頼し,操作を許可するようにアンチウィルスソフトウェアを設定してください。
6.「Installation Complete(インストールの完了)」ページで「Next」をクリックし,「Finish」をクリックしてインストールを完了します。
完了すると,デバイスマネージャの「サウンド,ビデオ,およびゲームコントローラ」カテゴリにリストされているプレーヤー名を確認できます。
B.FiiOプレーヤーをコンピュータ用のUSB DACとして使用する
このチュートリアルでは,WindowsコンピュータでUSB DACを使用する例として,X7とfoobar2000を使用しています。
1. X7がコンピュータにDACとして正常に接続されると,デスクトップ画面の右下にある通知領域に「FiiO Control Panel」アイコンが表示されます。
2. 通知領域の[サウンド]アイコンを右クリックし,[再生デバイス]をクリックします。
3. サウンドパネルでX7を選択し, “Set default”(既定値に設定)をクリックしてOKをクリックし,X7をデフォルトの再生デバイスとして設定します。
4. foobar2000を開き,「File」 – >「Preferences」を選択します。
5. [Output]カテゴリの[Device]リストからX7を選択し,[OK]をクリックします。
以上の操作を行った後,ヘッドフォンをX7に接続して,コンピュータで再生された音楽を高品質で楽しむことができます。
参考情報
Windows コンピューターに接続したときのDSD再生方法
付録
FiiOの最新ドライバパッケージは,SHA256証明書で署名されています。 Windows 8と10は,このSHA256証明書をデフォルトで受け入れますが,Windows 7は必ずしもそうではない状況にあります。
ドライバ署名の適用を無効にするWindows 7の一部バージョンでは,使用しているドライバシグネチャの種類が正しく認識されず,インストールが失敗することがあります。解決方法は最新のWindows Updateを適用いただくことが最善ですが,この問題のみを対象としたパッチが個別に存在します。必要に応じて適宜適用するようにして下さい。
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3033929)
本件に関するMicrosoftからの説明は以下にあります:
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3033929
Windows 7はデフォルトでSHA1証明書のみを受け入れます。 しかし,SHA1証明書は技術的理由などからすでに廃止されており,もう使用すべきではありません。 また,証明書プロバイダから新しいSHA1証明書を取得することもできません。Windows 7システムを最新の状態にアップデートして,ドライバを再インストールするように心がけてください。
いくつかの要因によって引き起こされている可能性があります。
1.OTAアップデートを行っている場合では、配信サーバーが同時多数アクセスなどの要因により性能限界にある可能性があります。リリース直後など、サーバーへのアクセス数が多すぎると、配信速度が低下したり、配信サーバーにログインできなくなりリトライが度々生じることがあります。また、予期せぬ不定期のメンテナンスにより一時的に停止する場合がございますので、お時間をあけてから再度お試しください。
2.周囲のWi-Fi信号や家電製品等の影響を受け混信状態にあるか、またはブロードバンド回線を使用しているいないに関係なく、WiFiルーター自身のWi-Fi伝送帯域幅の制限の影響を受けている可能性があります。5GHz帯を使用しているのであれば2.4GHz帯を使用してみて下さい。FiiO製品では5GHz帯においてW52と呼ばれる周波数帯を使用しますが、稀にこの周波数でルーターがサービスを提供できないことがあるためです。ルーターでW52を使用するよう固定設定すると安定する場合があります。
備考: ”2.4GHzは遅く、5GHzは速い”、といった画一的な誤った慣例がありますが、プレーヤーが扱うメディアファイルの利用に必要とされるスループットにおいて、実使用上は同等であり規格上のスループット上限は優劣を意味しません。強いて言えば2.4GHz帯は5GHz帯に比べて遮蔽物に強い反面、電子レンジなど近似の周波数で動作する機器の影響を受けやすいという性質がありますので、そのような性質の違いと周辺環境によって選択頂いた方が良いと言えます。
3.プレーヤーがWi-Fiルーターから離れすぎているか、またはプレーヤーとルーターの間に壁や障害物がないでしょうか。あるいは、プレーヤーとルーターが1階と2階に置かれていることで電波が遮蔽され速度に影響する場合もあります。
4.プレーヤーの配置場所も要因として考えられます。 X5やX7についてはほぼ完全な金属筐体で、背面のアクリルで覆われた小さな場所にアンテナが格納されています。そのため、より良いゲインを得るために状況によってはプレーヤーの背面を受信しやすい方向へ向けるなどの位置調整が必要になるかもしれません。
備考: できるだけルーターの近くに置くことをお勧めします。(または、パフォーマンスと無線帯域幅の優れたルーターを選択してください)。テーブル上にプレーヤーを置くときは画面を下に向けるようにして、アンテナの受信状態が良くなるようにしてください。またはサーバーがアクセス過剰と思われる場合には辛抱強くお待ちいただいて、暫く時間をあけていただき、やり直してください。
S/PDIF Outを使用するには,D2P(DSD to PCM)とDoP(DSM over PCM)の2つのモードがあります。
D2Pモードでは,PCM信号を再生するとPCM信号をそのまま出力し,DSD信号を再生するとDSD信号をPCM信号に変換して出力します。
DoPモードでは,PCM信号もDSD信号もそのまま変換せずに出力することができます。 しかしながら,DSD信号を正しく伝送するためには,プレーヤーに接続する先の同軸デジタル入力デバイスがDoP入力をサポートしている必要があります。 また仕様として,プレーヤーはDSD64の出力のみをサポートし,DSD 128のような,より高い仕様のフォーマットの出力はサポートしていません。
備考:
X7のファームウェアFW2.0以降では,同軸出力のデフォルト設定はD2Pになっています。したがって,X7をFW2.0にアップデートした際に,受け側の同軸デジタル入力デバイスがDoPを受けられないなどの場合に正しく受信ができず,ノイズが再生される等の問題が生じる場合があるため,ご注意下さい。
まず第一に,プレーヤーで使用しているmicroSDカードの仕様を確認してください。 SanDisk,Trancendなどの有名メーカーのClass 10 microSDカードを使用することを強くお勧めします。ノーブランド品には,Class 10などと表記されていたとしても,実際にはその仕様を満たさない詐称されたものが多く流通しているためです。
次に,音の途切れが特定の曲/ファイルに関連しているかどうかを確認します。 ファイル自体の破損の可能性に加え,microSDカードの機器不良によって特定領域にストアされているファイルのみで読み出しが困難となる症状がみられることがあるためです。このような場合ではmicroSDカード全体をフォーマットし直すことも有効です。フォーマットを再度行うことによって改善される場合があるためです。
そして,microSDカードへデータを転送する際にパソコンのメモリーカードリーダーなどを使用している場合,安全な取り外し(アンマウント)操作を行わず不意の抜き差しすることによりデータが破損する可能性があります。再度パソコンのリーダーにmicroSDカードを挿入して,パソコンのOSに備わっている機能でディスクチェックと修復を行って下さい。
問題が解決しない場合は,他のFAQをご参考いただき,それでも解決されないような場合はコンタクトフォームよりご相談下さい。
Bluetooth never sleep機能は,X5 3rd genを例とすると,FW1.1.9より搭載されました。
この機能を使用するには 設定 -> Bluetooth へと遷移し、右上の”┇”アイコンをタップし,”Sleep Settings”をタップします。
“Intelligent sleep” オプションが選択されている場合,プレーヤーはスタンバイ状態に入った後,自動的にBluetoothデバイスとの接続を切断します。再生を再開するにはPowerボタンを押してスリープを解除して,再度Bluetoothデバイスと接続する必要があります。通常はスリープ復帰後にBluetoothデバイスとの再接続処理が自動で行われます。
“Never” オプションが選択されている場合,プレーヤーはスリープ状態に入ってもBluetoothデバイスとの接続を維持するようになり,いつでもPlayボタンを押すことで再生を再開できます。しかしながら,このオプションは消費電力を増加させます。
Balanced turbo機能はFW1.1.9より搭載されました。設定 -> オーディオ設定 -> ゲイン を「ハイ」に切替えた後,このオプションが選択可能となります。Balanced turboを有効にすると,ハイゲインモードでの出力パワーが500mW増加します。
免責事項
このツールでファームウェアをアップグレードすると,内蔵ストレージに保存されているすべてのファイルが消去されます。 代理店及びメーカーはユーザーのデータについて責任を負いません。この操作の前に重要なファイルとドキュメントをバックアップすることを忘れないでください。
作業されるコンピューター環境上の問題などの要因により正しくファームウェアが更新されず,プレーヤーが起動しなくなる場合があります。ユーザーの選択肢のひとつとして当ツールをご提供しており,ご利用は自己責任となります。ご利用にあたり必要性を十分に検討いただきますようお願い申し上げます。当該作業の結果生じた修理を依頼される場合には有償対応となります。
このツールで”ダウングレード”を行った場合,ダウングレードしたファームウェアで使い続ける場合においてはサポート対象外となります。最新のファームウェアをご利用の場合のみサポート対象となります。
はじめに
X7をFW2.0(Android 4.4.4)からFW3.3.0(Android 5.1)にアップグレードする場合,またはX7 / X5 3rd genをダウングレードする場合に,このFirmware Upgrade ToolをWindowsコンピュータで使用できます。
もちろん,この方法は何らかの理由でアップデートzipファイルまたはOTA経由でX7 / X7MKII / X5 3rd genを手動でアップグレードできない場合や,X7 / X5 3rd genをダウングレードする場合にも適しています。
ファームウェアのアップグレードにより,プレーヤーの機能を向上させることができますが,アップグレード中に不適切な操作が行われると,プレーヤーが使用できなくなる可能性があります。 ファームウェアをアップデートする前に,以下の指示を注意深くお読みください:
- アップグレードを試みる前に,プレーヤーが十分に充電されていることを確認してください。
- Pure MusicモードからAndroidモードに切り替えて,Android機能にアクセスできるような状態としてプレーヤーを再起動します。(右から設定メニューをプルダウンし、モードボタンをクリックしてPure MusicからAndroidに変更して再起動します。)
Firmware Upgrade Toolパッケージのダウンロード:
Firmware Upgrade Toolにはそれぞれのバージョンのファームウェアが紐付いており,目的のファームウェアバージョンであるパッケージをダウンロードする必要があります。尚,紐付いたバージョンのファームウェアバージョンにプレーヤーが上書きされますが,その後,OTAアップデートなどで以降の最新版に更新することができます。
X7 Mark IIの場合:
(X7 Mark II Firmware Upgrade Tool with FW1.0.7: ダウンロード)
X7の場合:
(X7 Firmware Upgrade Tool、FW3.3.0:ダウンロード)
X5 3rd genの場合:
(X5 3rd Firmware Upgrade Tool with FW1.1.6:ダウンロード)
(X5 3rd Firmware Upgrade Tool with FW1.1.7:ダウンロード)
(X5 3rd Firmware Upgrade Tool with FW1.1.9:ダウンロード)
アップグレードの手順
以下に,Windows 7でX7 Firmware Upgrade Toolを使用する例を示します。
(このツールの使用方法については,ビデオによるチュートリアルをご覧いただくこともできます。:ここをクリックしてください。)
Part A:ドライバのインストール
(すでにドライバを正常にインストールしている場合は,Part Bに進んで直接アップグレードを開始してください。)
1.ダウンロードした「X7 Firmware Upgrade Tool.zip」パッケージを解凍します。
※ ひらがなや漢字を含む,2バイト文字が含まれる名前のフォルダに解凍することは避けて下さい。例えば,「C:\temp」 などの作業用フォルダを作成して,ダウンロードしたファイルをコピーし,作業を進めて下さい。
2. “DriverInstall.exe”をダブルクリックして,Driver Assistantツールを実行します。 次に,ツールメニューで「Install Driver」をクリックしてインストールを開始します。(手動でドライバをインストールしようとして失敗した場合は,まず「Uninstall Driver」をクリックして古いドライバをアンインストールしてからインストールし直してください)。
「Install Driver」をクリックすると,Windowsのセキュリティウィンドウ(Windowsのバージョンによって表示は異なります)が表示されることがあります。 「Install」をクリックしてください。
3. 以下のメッセージが表示された場合は,ドライバが正常にインストールされています。
Windowsシステムによっては,インストール後に「このプログラムが正しくインストールされていない可能性があります」という通知が表示されることがあります。 その場合は,「このプログラムは正しくインストールされました」を選択して続行してください。
Part B:ファームウェアのアップグレード
1. 解凍して作成された「X7 Firmware Upgrade Tool」フォルダを開き,「X7 Firmware Upgrade Tool」を右クリックし,「管理者として実行」を選択して起動します。
注:「X7 Firmware Update Tool」を必ず管理者として実行して下さい。そうすることによってアップグレードが失敗することを防ぐことができます。
2.X7の電源をオフにしてから,ボリュームアップボタン(装置の左側の上部ボタン)を押しながらUSBケーブルでコンピュータに接続します。USBハブを経由しないようにし,パソコンに備え付けのUSBポートに直結して下さい。また,デスクトップパソコンの場合はフロントパネルに装備されたポートを使用するのではなく,背面ポートの端子を使用するようにして下さい。
※注意1:X5 3rd gen / X7 Mark IIの場合,この手順で早送りのトラックボタン(Previous track button)を押しながらUSBケーブルでコンピュータに接続する必要があります。
Firmware Upgrade Toolメニュー内で,「Device connected」と表示され,「Upgrade Now」ボタンが強調表示されていれば,X7がFirmware Upgrade Toolに認識されてアップグレード準備が整ったことを意味します。
Firmware Upgrade Toolメニュー内の表示に変更がない場合は,X7が正しくケーブルで接続されているかどうかを確認してください。 通常,この時点ではX7本体のディスプレイは消灯された状態でなにも表示されません。X7が正しく接続されているかどうかわからない場合は,コンピュータからX7を取り外して,電源ボタンを10秒間押し続けて強制的にシャットダウンしてください。 その後,まずボリュームアップボタンを押したままUSBケーブルでX7をコンピュータに接続し,Firmwar Upgrade Toolメニューに変更があることを確認したらボタンを放してください。
3. 「Upgrade Now」ボタンをクリックして、ファームウェアのアップグレードを開始します。
ボタンを押した後はパソコンの操作を何も行わず,完了するまでじっと待つようにして下さい。特に,すべてのUSBデバイスのUSBケーブルの抜き差しは厳禁です。プレーヤーが起動しなくなる原因になります。
アップグレードの完了まで数分かかることがあります。
4. アップグレードが完了したら(プログレスバーが右端まで到達しフル状態になると),プレーヤーは自動的に再起動します。 プレーヤーはアップグレード後の初回起動時にフラッシュメモリをフォーマットするため,起動が完了するまで通常より多くの時間が必要です。そのまましばらくお待ちください。 次に,プレーヤーが「マウントに失敗しました/メタデータ…」と通知されますが正常です。 それについては心配しないでください。
プレーヤーが通常通り起動完了すれば,以上で作業完了となります。X7 Firmware Upgrade Toolの終了並びにUSBケーブルの抜き差しを行っていただいてかまいません。
Firmware Upgrade Tool使用時のFiiO Musicについて
Firmware Upgrade Toolを使用すると、紐付いたファームウェアバージョンで作成されたイメージファイルに含まれる状態のFiiO Musicが導入された状態となります。つまり,現行の最新バージョンからロールバックした場合などは最新版ではない状態となっています。そのため,FiiO Musicについて別途アップデートを行ってください。プレーヤーをWi-Fi接続してからFiiO Musicを起動するとアップデート通知が表示されますので,画面に従いアップデートを行うか、apkファイルを内蔵ストレージにコピーして更新してください。詳細については別途FiiO MusicのFAQをご参照ください。
USBオーディオ出力機能は,後のファームウェアアップデートにより実装されました。 そのため,利用するにはファームウェアを最新の状態としてください。
尚,制限事項として,安定動作を保証するデバイスが限られています:
- FiiO Q5
- FiiO Q1 Mark II
- Chord Mojo
これらの機器以外での動作も,もちろん可能ですが,その動作は現状有姿となります。
埋め込み歌詞は現在サポートされていません。しかし,同期テキストファイル.lrcで記録された歌詞データが使用できる場合があります。
同期テキストファイル(.lrc)データは以下のフォーマットである必要があります。
・文字コードがUTF-8であること。
・改行コードがLF(Line Feed)であること。
・ [mm:ss.xx] という書式に従うこと。例えば ”mm” は分, “ss” は秒で,”xx” が100分の1秒を意味します。一部の他社メーカーで使用されるlrcファイルはこれと互換性がないため,そのままでは流用できません。
・.lrcファイルと曲ファイルが同じ名前で,かつ同じディレクトリに配置されている必要があります。
尚,歌詞制作用ツールや環境の多様性及びユーザーご自身が作成するなどの品質上の要因により動作が保証されないことがあるため,現状有姿の対応となります。
(注:外部プレイリストは「ファイルを見る」ではアクセスできますが,「カテゴリで再生」や「カテゴリ」ではアクセスできません。外部プレイリストと内部プレイリストの間に競合が生じる可能性があるため, DAPのシステム全体の安定性を考慮して,将来のファームウェア更新でも変更されることはありません。ご理解とご支援をよろしくお願いします。)
X7 / X7MKII / X5 2nd gen / X3MKIII / X3 2nd gen/ X1 2nd gen/ X1 / X3 / X5の既存のプレイリストを適合させる方法
注意:2nd Gen / X1 / X1 2nd Gen / X1 / X3 / X5は、相対パスで再生リストを読み取ることができるため、各トラックの先頭にドライブレターを参照しないタイプの既存のプレイリストのほとんどと互換性があります。
foobar2000のX7 / X7MKII / X5 2nd gen / X3MKIII / X3 2nd gen / X1 2nd gen / X1 / X3 / X5のプレイリストの作成方法
X7 / X7MKII / X5 2nd gen / X3MKIII / X3 2nd gen / X1 2nd gen / X1 / X3 / X5と互換性のある新しいプレイリストは,foobarとテキストエディタを使用して次のように作成できます。
1.X7 / X7 MKII / X5 2nd gen / X3MKIII / X3 2nd gen / X1 2nd gen / X1 / X3 / X5のSDカードをコンピュータに接続します。(例:SDカードを挿入したX7 / X7MKII / X5 2nd gen / X3MKIII / X3 2nd gen / X1 2nd gen / X1 / X3 / X5そのものをUSBモードで接続します。)
2.SDカードに新たに格納したい必要な曲を新しいプレイリストにロードし,M3U8ファイルとしてSDカードのルートディレクトリに保存します。
3.M3U8ファイルをメモ帳で開きます。 各行の先頭にドライブ文字が記載されていないことを確認してください。そして必ず文字コードをUnicodeまたはUTF8に指定してファイルの保存を行って下さい。
*プレイリストをX7 / X7MKII / X5 3rd genで再生する場合は,プレイリスト内のバックスラッシュをスラッシュに置き換える必要があります。そうしなければ認識できません。 置き換えにはメモ帳(置換 – >置換)で置換機能を使用することができます。
iTunesでX7 / X7MKII / X5 2nd gen / X3MKIII / X3 2nd gen / X1 2nd gen / X1 / X3 / X5のプレイリストを作成する方法
プレイリストの作成にWindows PCを使用している場合は,iTunesよりもfoobar2000をお勧めします。 MacでiTunesを使用している場合,X1 / X5ユーザーの仲間であるJeremyLaurensonが作成したカスタムプレイリストの書き出しプログラムをお勧めします。
ファームウェアのアップグレードにより,プレーヤーの機能を向上させることができますが,アップグレード中に不適切な操作が行われるとプレーヤーが使用できなくなる可能性があります。 ファームウェアをアップデートする前に以下の指示を注意深くお読みください:
* アップグレードを試みる前に,プレーヤーが十分に充電されていることを確認してください。
* プレーヤーをPure MusicモードからAndroidモードに切り替えて,Android機能にアクセスできるようにプレーヤーを再起動します。(右から設定メニューをプルダウンし,モードボタンをクリックしてPure MusicからAndroidに変更して再起動します。)
ファームウェアの更新方法:
1. Wi-Fi接続による自動ファームウェアアップデート
a. プレーヤーのWiFiをオンにし,インターネットに接続されたホットスポットに接続します。
b. 無線によるファームウェアアップデートが利用可能な場合,プレーヤーはそれを自動的に検出し、次のダイアログが表示されます:
c.「はい」をクリックすると,更新ファームウェアが自動的にダウンロードされてインストールされます。
注:ダウンロード時間を節約するために高速のインターネット回線に接続してください。ダウンロードは一時停止することやキャンセルすることが可能ですが,停止したところから再開することができます。
d.インストールが完了したら,「はい」をクリックして指示に従ってアップデートパッケージを削除してください。
2. アップデートzipファイルによる手動アップデート
a. FiiOが提供する更新ファイル “X7 update.zip”など(X7の場合。機器ごとに異なります。)をプレーヤーに挿入したmicroSDカードのルートディレクトリ(またはプレーヤーの内蔵ストレージのルートディレクトリ)にコピーします。 microSDカードにコピーする場合は,32GB以下のカードにFAT32でフォーマットすることをお勧めします。
注意:exFAT形式のmicro SDカードはアップグレードには適していません。
b. プレーヤーのmicroSDカードを使用する場合は,Androidモードでプレーヤーをオンにして, “テクニカルサポート” – >ファームウェアアップデート – > external_sd(内蔵ストレージにファイルを保存する場合はinternal_sd)を選択し,”X7 update.zip”(X7の場合。機器ごとに異なります。)を選択します。 次のダイアログが表示されます。
c. 「OK」をクリックした後,プレーヤーを操作しないで忍耐強く待ってください。 プレーヤーが自動的に再起動し,ファームウェア更新モードに入ります。
d. ファームウェアのアップグレードが完了すると,プレーヤーはは通常のAndroidモードで再起動します。
3.注意
a. microSDカードを使用してアップグレードを行う場合,microSDカードはFAT32でフォーマットする必要があります。 アップグレードが失敗した場合は,32GB以下の容量のカードを使用し,まずはじめにカードのデータをバックアップしてから,プレーヤー側の操作からフォーマットし直し,再度”X7 update.zip”(X7の場合。機器ごとに異なります。) をコピーしてから,もう一度アップグレードを試みます。exFAT形式のmicro SDカードは,アップグレードには適していません。
b. 内蔵メモリを使用してアップグレードを試みる場合は,十分な空き容量(1GB以上)が必要です。 “X7 update.zip”(X7の場合。機器ごとに異なります。) を内部ストレージにコピーし,「internal_sd」を選択し,アップグレードを実行します。
c.アップグレードの進行中にプレーヤーのボタンを押さないでください。
当社では電源をオン/オフするための保護回路としてメカニカルリレーをいつも使用してきました。リレーは機械的に接続をシャットダウンし,電源のオン/オフに起因するインパルス性ノイズを防止することができます。
しかしそれにはいくつかの欠点もあります。第一に,リレーが動作しているときにクリック音が鳴り,プレーヤーに問題があるとユーザーが誤解する可能性があります。第2に,コンタクタが閉じるときにノイズが発生する可能性があるため,実際には電源オン/オフに起因するインパルス性ノイズを完全に防ぐことができません。そして第三に,リレーは大きなスペースを占有します。これは以前のプレーヤーでの話です。
リレーにまつわるこれらの問題のために,私たちは小型で機械的な音を出さないx5IIIの電子スイッチを使用することに決めました。しかし,メカニカルリレーとしては有効でないかもしれません。
インパルス性のノイズは実際にはごく小さな音で,まったく聞こえない場合もありますが,電源がオン/オフする前にヘッドホンを取り外すことを推奨しています。
さまざまなタイプの音楽フォーマットとサンプリングレートをサポートすることはHiFiオーディオプレーヤーに求められるコア機能の1つです。 しかし,DACチップはサンプリングレートが変更されると必ずリセットする必要があります。このとき,プチノイズが発生する場合があります。 この問題は,再生前にすべての曲を同じフォーマットとサンプリングレートに変換していない限り(Apple iTunesと同じように),完全に防止することはできません。 しかし,これを行ってしまうと,HiFiプレーヤーとしての最大の利点を失うことになります。
FiiO Musicは増分更新方式を採用しています。つまり,最後の更新後に追加された曲のみをスキャンします。 新しい曲がない場合は,スキャン後に「0曲が更新されました」と表示されます。
増分更新は「最近追加された曲」プレイリストの要素であり,メディアライブラリの更新に費やされる時間を短縮する技術でもあります。
バランス出力を持つ最初の製品であるX7 AM3モジュールを設計したとき,標準に従って設計すると,バランス出力からの出力電力はアンバランス出力の2倍(理論的には4倍)大きくなります。アンバランス出力で良好な駆動能力を維持した状態でこの規格に従うと,バランス出力からの出力電力は非常に高くなります。たとえば,アンバランス出力が200mWの電力を持つ場合,バランス出力は最大400mWになります。そのような高レベルの出力電力は,著しい加熱および電力消費を引き起こし,その結果,ユーザーエクスペリエンスを低下させる可能性があります。逆にバランス出力を200mWにすると,アンバランス出力は100mWに低下しますが,それでは出力レベルが低過ぎます。したがって,慎重に検討した結果,バランス出力とアンバランス出力を同じレベルに保つことにしました。
厳密に言えば,バランスヘッドフォン出力はBTL回路を使用するのが一般的です。BTL回路は同じ電源電圧でアンバランス出力よりもはるかに高い出力を供給できるため,マルチメディアスピーカや車載アンプには一般的でした。しかし,ポータブルプレーヤーで高出力を得るためにバランス設計が必ず必要なわけではありません。
ポータルプレーヤーでバランス出力を使用する最大の利点は,実際にはBTL回路にはグランドラインがないことです。したがって,アンバランス出力では左右のチャンネルがグランドラインを共有するためにチャンネルセパレーションが低いという問題を解決できます。
また,アンバランス出力の場合,左右のチャンネルは異なるDAC出力とフィルタ信号を受け取ります。類似する他社製品のほとんどで使用されているアーキテクチャは基本的に同じです。
X5III(X7/X7MKII)のボタンは,厳密にAndroidの定義に基づいています。 ただし,サードパーティ製アプリは,システムボタンを使用して独自の定義を行います。したがって,システム自体とサードパーティ製アプリのボタン定義が矛盾する可能性があります。
サードパーティ製アプリのボタン定義を変更することはできませんでした。したがって,サードパーティ製アプリを使用しているときに,再生/一時停止ボタンまたは前トラック/次トラックボタンが完全に機能しない場合があります。
(これらのアプリは携帯電話では正常に動作するかもしれませんが,それはほとんどの携帯電話には音量調整ボタンしかなく,次トラック/前トラックボタンがないからです 。)
RK3188の汎用通信ピン数は限られているため、X5は2つの通信モジュールしか搭載できません。それらのうちの1つはすでにWiFi / Bluetoothで使用されているため,カードスロットに1つのピンしか残っていません。X7や他の類似製品にカードスロットが1つしかないのもこれが原因です。
しかし,当社のエンジニアは,X5シリーズのデュアルカードスロット設計を維持するために,新しいチップを追加してカードスロットインターフェイスを拡張しました。 そしてこの新しいチップのために,カードスロット2は他スロットよりも高いUSB転送速度を得ることができます。 ただし,消費電力の増加やそれに伴ういくつかのソフトウェアバグなどの小さな問題もあります(ほとんどのソフトウェアバグは最新のファームウェアアップデートで修正されています)。
はじめに
FiiOとViPERとのライセンス契約の終了に伴い,X7 Mark II FW1.0.8JP以降のバージョンのFiiO MusicにはViPERエフェクトプラグインは削除されます。今後自社製ダイナミックEQの開発に取り組むとともに,より多くのオーディオエフェクトを開発するために最善を尽くしてまいります。ViPERエフェクトプラグインの利用を継続してご希望のお客様は,古いバージョンのFiiO MusicのapkファイルをダウンロードしてプレーヤーにコピーしてからES File Explorerでインストールすることができます(これにより新しいバージョンが上書きされます)。その他の質問がある場合は,本国サポート宛にご連絡をお願いいたします(Eメール:[email protected]、Facebook:FiiOAudio)。
- FiiO Music旧バージョン(apk)のダウンロード用リンクはこちら
ViPER Effectに知識を深めていただくために、ここでいくつか説明したいと思います。
ViPER Effectはどのように機能しますか?それは音質に影響を与えますか?
ViPERは有名なEQです。 「音楽には無限の楽しみ方がある」ということは常に私たちの信念であり,私たちの製品でもっと楽しんでいただきたいと考えています。ですので,好きなようにサウンドエフェクトを調整いただく目的で導入致しました。あなたがそれを好ましくないと考える場合には,それをオフにしていただいても問題はありません。
なぜViPER Effectに課金する必要があるのですか?
ViPER Effectは,Audio Labs社の製品です。私たちの製品をより楽しいものとするためにViPER Effectを導入しており,7種類のEffectを無償提供します。ただし,残りのEffectはユーザーご自身が支払うことになります。 Audio LabsはViPER Effect機能の提供者であり,かつ支払を受ける受益者であり,FiiOはあなたにさまざまなことを試すためのプラットフォームを提供しています。
ViPER Effectを有効にするためにインターネットに接続する必要があるのはなぜですか?
一部のEffectは課金ユーザーのみ利用可能で,インターネットに接続してユーザーが支払済みかを特定する必要があります。 (それ以降はインターネット接続を切ることが可能です。)しかし,我々は今Audio Labsと協議中で,将来的にはViPER Effectを有効にするためにインターネットに接続をする必要はなくなる予定です。
ViPER EffectをX7用に購入しましたが,X5IIIでも使うことができますか?
申し訳ありませんが,ViPER Effectは支払いを行ったデバイスでのみ使用可能です。新しいデバイスで使用するには新たに支払を行う必要があります。ですが,ファームウェアをアップグレードする際には問題になりませんので,ご安心ください。
ViPER Effectを購入した後にX7やX5IIIを交換したらどうなりますか?
本国サポート宛にご連絡をお願いいたします。(Eメール:[email protected]、Facebook:FiiOAudio)。
私たちの分析によると,ViPER Effectと関係があります。 ViPER Effectをオフにしてみてください。これについてAudio Labs社と連絡を取り合っています。
これまでのところ,X5IIIはFAT32またはNTFS形式のSDカードを使用したファームウェアアップデートしかサポートできませんでした。 ダウンロードしたファームウェアを内蔵ストレージまたはmicroSD 1(FAT 32またはNTFS)にコピーし,「テクニカルサポート – ファームウェアアップデート – ローカルアップグレード」をクリックし、アップグレードするファームウェアをクリックしてください。
注:X5IIIはOTAのオンラインアップグレードもサポートしています。 WiFiが接続されていることを確認し,「テクニカルサポート – ファームウェアアップデート – オンラインアップデート」をクリックし,ファームウェアを確認してダウンロードしてアップグレードしてください。
優れた音質を得るために,X5ではDAC内蔵のデジタルアンプ(スマートフォンで広く使用されている)を使用していませんでした。その代わりに,我々は配線上で複雑かつ集積度の低い従来のアナログ回路増幅設計を採用しましたが,それによって数倍の増幅能力を提供していました。この設計のために,Wi-Fiが動作する際に,空間放射,電力伝送またはそれ以外の要因によってアナログ回路に容易に干渉を引き起こす可能性があります。さらに,バランス出力は4way出力であるため,Wi-Fiがオンのときのヘッドフォンポートと比較すると,バランス出力のノイズフロアは原理的に少し高くなります。
しかしながら,一般にこのノイズは音楽が再生されているときにマスクされます。したがって,音楽再生中にノイズが聞こえる場合は,WiFiをオフにしてノイズがまだ目立つかどうかを確認することをお勧めします。また,私たちは他のブランドの製品もテストをして同様の結果を得ています。同じ価格の他の製品と比較すると,X5のバランス出力のノイズフロアは比較的低いことが判ります。
聞こえるノイズが正常か異常かについて,どのように判断するかは以下をご参照ください:
・フルサイズのヘッドフォンやインイヤータイプではない低感度のイヤホンを使用しているときに容易にノイズが聞こえる場合には,使用している機器の情報を添えてFiiOサポートチームまたは国内代理店にご相談下さい。
X5IIIはハイレゾ音楽プレーヤーです。それらのメディアファイルに要求される処理を行うため多くのチップが音楽を再生すると同時に動作し,多くの電力を消費して熱も放出します。しかし,発熱に関して安全性の問題を心配する必要はありません。
X5IIIでは,すべてのプロンプトトーンが無効になります。 いくつかのインプットメソッドアプリは,キーを押すごとにプロンプトトーンを作成しようとします。(キー操作に伴う効果音など。)したがって,X5のオーディオチャンネルと衝突し,システム全体の動作が遅くなります。 このような場合,インプットメソッドアプリを開き,それらに備わっている設定でプロンプトトーンオプションをオフにすることができます。
USB DAC機能と同軸出力が異なるオーディオルーティングを使用しているため,X5IIIは外部DACとして動作するときには同軸出力をサポートしません。
Vehicle ModeにはFW1.1.5以降のファームウェアで実装されておりますが,継続的な改善をおこなっておりますため,常に最新のファームウェアでご利用いただくことを推奨しております。
利用手順
- Androidモードにて「設定」をタップし,「Vehicle mode」をタップします。
- 「Vehicle Mode」のチェックボックスをタップしてチェックを入れます。そして「Car Charging」のチェックをオン/オフして充電を行うのか行わないのかを選択して下さい。
- Vehicle Modeに変わったことを示すウィンドウが表示されます,この時,本体はPure Musicモードに切り替わるようになっています。
X5IIIをストレージモードに設定し,microUSBケーブルでコンピュータに接続し,内部ストレージ(internal_sd \ FiiOMusic \ crash)に「crash」フォルダを探し,そのフォルダ全体を送信してください。
(フォルダ構造を保った状態でフォルダごと圧縮してからDropboxにアップロードし,ダウンロードリンクで私たちと共有していただいたり,電子メールで [email protected] に直接送っていただくことが可能です。)
X5IIIのUSBオーディオ機能(USBDACモード)は現在,一部のデバイスとのみ互換性があります。 具体的にはFiiOが提供するUSBDAC Driverを用いたパーソナルコンピューターでの利用以外では動作しない組み合わせがありえます。特にAndroidスマートフォンをトランスポートとして使用する場合には動作しない組み合わせがありえることをご留意下さいますようお願い申し上げます。
Pure Musicモードの下では,X5IIIはシステムやFiiO Music以外のパーティサービスをすべて終了します。そのため,すべてのサードパーティアプリケーションはPure Musicで使用できなくなります。
私たちのテスト結果によると、X5IIIと携帯電話の信号強度はほぼ同じです。現在のWi-Fi信号強度が弱いと感じる場合には環境要因が考えられるので,FiiO MarketからWiFi Analyzerをダウンロードして,X5IIIの信号強度をテストすることをお勧めします。あなたの携帯電話とX5IIIの結果を比較するのに,このアプリが有用です。 テスト結果,携帯電話モデル,ルータモデル,X5IIIとルータ間の距離を送信して問題を分析することができます。
X7の売り上げとフィードバックに基づくと,顧客のほとんどが音楽再生用途のみに当社のプレーヤーを使用していることがわかりました。したがって,1G RAMで十分と判断したためです。 2G RAMを使用するとコストと小売価格の増加につながります。
端的に申し上げると,Androidベースのプレーヤーを製造する必要がある場合,他の選択肢はありません。 FiiOのプレーヤーだけでなく,他のプレーヤーにも影響を与えている要因です。私たちが現在持っている2つの選択肢は,RockchipsのRKシリーズチップまたはIngenicのチップです。
Qualcomm,MTK,またはSamsungのチップを使用したい場合に我々が考慮しなければならない問題は,初期費用または開発費だけではないのです。最も重要なことは,原則としてスマートフォン用であるこれらのチップは音楽プレーヤー市場に関連する技術サポートが提供されないため,サプライヤーからのサポートを得ることができるかどうかが重要となります。サプライヤーからの支援がなければ,後発の問題はほとんど解決できませんでした。多くの機能実装やバグを解決するためには,これらのサプライヤーとともに下位アーキテクチャを最適化する必要があり,私たちだけでは解決できないからです。
さらに言えば韓国メーカーのプレーヤーは通常,クアルコム/ MTK /サムスンのチップよりも性能が劣るTelechipのSoCを使用しています。これらの企業がSamsungのSoCを使用しない理由は同じです。音楽プレーヤーにおける韓国,アメリカ,中国の市場の売上高は,市場に流通しているブランド製携帯電話モデルほど大きくはありません。
X5IIIをより統合されたスタイリッシュに見せるために,隠されたmicroSDカードホルダートレイのデザインを使用しています。 これはユーザーのアドバイスであり,慎重に評価しました。このデザインが携帯電話で使用されていることを考えれば,顧客はその仕組みに精通しているはずです。 私たちはそれを使用することに決めました。
心配する必要はありません。 もちろん,私たちはユーザーのフィードバックを得て、新製品で調整する必要があるかどうかを判断したいと考えています。
microSDカードの挿入と取り外し方法:http://fiio.me/forum.php?mod=viewthread&tid=41930
最新ファームウェアのご案内
ファームウェアのアップデートは、OTA(インターネット接続)によるアップデートまたはアップデート用ファイルをローカル環境にダウンロードしてのアップデートをご利用いただけます。ファームウェアアップデートの方法はFAQをご確認ください。
本体ファームウェア
FW1.2.4
- 外部M3UプレイリストをDAP内部のプレイリストに追加する機能を追加しました(フォルダービューメニューからM3Uプレイリストを選択し、「その他の機能」アイコンの隣にある「インポート」アイコンをタップしてください)
- プレイリストのインポート/エクスポート機能を追加しました。
プレイリストをエクスポートした後に、フォルダごとバックアップすることができます。エクスポートしたプレイリストを再度インポートすることも可能です (インポート/エクスポートフォルダの場所: “internal storage / Android / data / com.fiio.music / files / playlist”) - 検索結果の表示方法を改善しました。シングルトラック、アーティスト、アルバム、ジャンルでの絞り込み検索が可能になりました。検索ボックスをタップすると、キーボードが自動的に表示されます
- FIIO LINKの接続安定性を向上させました
- 画面がオフの状態でUSBオーディオ出力モード利用した場合で、再生中の楽曲が自動的に切り替わった際に、何も出力されない場合があるという不具合を修正しました
- プレーヤー内部に保存された楽曲データを再生している最中に、サードパーティ製ソフトウェアに切り替えた場合に、音声信号が出力されなくなることがある不具合を修正しました
- DXD形式の楽曲データを再生する際にノイズが生じることがある不具合を修正しました
- FIIO Music起動時の画像のアスペクト比が崩れることがある不具合を修正しました
- ロックスクリーンのアルバムカバーアートが有効な状態で、トラックを複数切り替えた際に、プレーヤーの動作が遅くなることがある不具合を修正しました
- 特定の操作をした場合にFIIO Musicが異常終了することがある不具合を修正しました
- その他の軽微な不具合を修正し、動作安定性を向上させました
FW1.2.3
- 外部M3Uプレイリストに対応しました
- 再生画面に、メインメニューに戻るオプションを追加しました(画面右上の”…”アイコンをタップしてオプションを有効にしてください)
- 再生画面に、トラック情報表示機能を追加しました(アルバムカバーアートをタップすると、歌詞情報、トラック情報が順に表示されます)
- ボリューム最大値設定機能およびボリューム固定設定機能を追加しました(システム設定→オーディオ設定、から変更することができます)
- プレイリストのソート機能を追加しました(右上の”…”アイコンをタップしてソート順を選択してください)
- DSDファイル再生時にCUEシートが利用可能になりました
- 単一のCUEシートで複数のトラックを指定することができるようになりました
- WiFi楽曲伝送機能を利用した際に、SDカードを保存先として指定することができない不具合を修正しました
- Bluetooth接続機能を利用した際に、DSDファイルを正しく再生することができないことがある不具合を修正しました
- DLNA再生機能を利用した際に、例外処理が発生することがある不具合を修正しました
- イコライザー機能を利用した際に、特定の周波数帯の設定値が記憶されないことがある不具合を修正しました
- リセット処理後にイコライザー機能の設定値が初期化されないことがある不具合を修正しました
- ファイル名のソート順を改良しました
- FIIO Musicアプリ上でアイコンがタッピングされたかを判定する機能を改良しました
- その他の軽微な不具合を修正し、動作安定性を向上させました
FW1.2.2
- 一新されたインターフェースと変更可能なテーマ機能を追加しました
- FIIO Linkに対応しました。FIIO Link機能を使用するには、AndroidスマートフォンのFIIO Musicアプリをv1.0.7以上にアップデートする必要があります。FIIO Link機能のチュートリアルはこちらをご覧ください
- Bluetooth接続でのHWA送信に対応しました
- DST圧縮されたISOファイルに対応しました(DST圧縮された単一DSDファイルは現在対応しておりません)
- リプレイゲイン機能を追加しました
- WiFi楽曲伝送機能を追加しました
- ジェスチャーサポート機能を追加しました。 新しいFIIO Musicアプリから本機能に対応します。従来のナビゲーションバーコントロールを使用する場合は、[設定] – > [表示] – > [下部ナビゲーションバーを有効にする]で設定を有効にすることができます
- AirPlayレシーバー機能を追加しました。プルダウンメニューまたは[設定] – > [音声設定]で有効にすることができます。使用中にネットワーク接続が自動的に切断される場合は、[スリープ中もWi-Fiをオンにする]オプションを[常に]に設定してください([設定] – > [WiFi] – > [その他の機能]アイコンをタップ – > [詳細])。AirPlay機能に関するチュートリアルはこちらをご覧ください
- プレーヤーがFIIO製多機能リモコンRM1に接続された場合およびRM1がスリープモードに入った場合に、プレーヤーが自動的に一時停止する不具合を修正しました
- 日本語モードでの動作時のファイル表示順を修正しました。数字 – アルファベット – ひらがな – カタカナ – 漢字の順に表示されます
NOTE
- ジェスチャーサポート機能の操作方法は以下をご覧ください
- FW1.2.2発表に伴い、FW1.2.2未満のファームウェアに搭載されていたFIIO Musicアプリのサポートは終了いたします。FW1.2.2以降のバージョンは、Google Playで入手可能なスタンドアロンバージョンに準拠するかたちで更新されます
- FIIOとViPERとのライセンス契約の終了に伴い、FW1.2.2以降のバージョンのFIIO MusicにはViPERエフェクトプラグインは削除されます。今後自社製ダイナミックEQの開発に取り組むとともに、より多くのオーディオエフェクトを開発するために最善を尽くしてまいります。ViPERエフェクトプラグインの利用を継続してご希望のお客様は、古いバージョンのFIIO MusicのapkファイルをダウンロードしてプレーヤーにコピーしてからES File Explorerでインストールすることができます(これにより新しいバージョンが上書きされます)。その他の質問がある場合は、本国サポート宛にご連絡をお願いいたします(Eメール:[email protected]、Facebook:FIIOAudio)。
- FIIO Musicアプリのデータベース構造が変更されたため、ファームウェア更新時に古いデータベースから新しいデータベースにデータが転送されます。そして、誤動作を防ぐため、プレーヤーは転送中に音楽リストをスキャンし、ストレージ上で見つからないトラックを削除します。そのため、プレーヤーをアップデートする前にSDカードを適切なスロットに挿入して、リストが完全に転送されるようにしてください
- FIIO Music旧バージョン(apk)のダウンロード用リンクはこちら
既知の不具合
- ピュアミュージックモード使用時で通知領域を表示した際に「×」マークをタッチするとFIIO Musicが不正終了する
- m3u形式のプレイリストを正常に読み込むことができない
FW1.2.1
- USBオーディオ出力機能を追加しました(標準の出力設定はDoP出力となります。お使いのDACがDoP入力をサポートしていない場合には、FIIO Musicの設定でDoP出力からD2P出力に設定変更してください)
- 曲をリストから選択し再生した場合に、ただちに再生画面に遷移する設定を追加しました(このオプションはFIIO Musicの設定から操作することができます。有効にすると、曲選択後自動的に再生画面に遷移します)
- 電源オン時のLEDの点灯/消灯設定を追加しました(設定>ディスプレイで設定することができます)
- ViPER Effectが有効になっている場合で、特定のFLACファイルを再生すると、音が途切れることがある問題を修正しました
- 特定のWMAファイルに含まれるアルバムカバーアート画像が表示されないことがある問題を修正しました
- フォルダー再生メニューでファスト・サーチバーが見えなくなることがある問題を修正しました。
- DSDファイルをBluetooth経由で出力している際に、音声が乱れるまたは音声が出力されなくなることがある問題を修正しました
- 「設定>ストレージ>NAND FLASH>合計容量>ダウンロード」と遷移した場合に、設定機能が停止してしまうことがある問題を修正しました
過去のファームウェアで追加された全ての機能と改善点は本バージョンに搭載済みです。
FW1.2.0
旧FIIO Musicアプリケーション (v.3.4.3)
ViPER Effectなどを引き続きご利用になりたい場合には,旧バージョンのFIIO Musicを使用する必要があります。手順に従ってダウングレードを行う必要があります。※ユーザーの利便性のためにこの手順を用意しており,前提として,旧FIIO Musicを使用し続けた場合にはサポート対象外となります。
- 最初に既存のFIIO Musicをアンインストールする必要があります。共存できないためです。「設定」 -> 「デバイスについて」 -> 「カーネルバージョン」 に進み,FIIO Musicをアンインストールする旨の表示が現れるまで何度もタップし,再起動を行うよう示すウィンドウが表示されるまでタップします。その後,プレーヤーを再起動します。
- プレーヤー再起動後,「設定」-> 「アプリ」 -> FIIO Music を探してタップし,アンインストールを行います。表示されない場合には画面上部をフリックすると”すべて”というメニューに移動できますので,そこにあるはずです。
- プレーヤーをストレージ・モードにして、お使いのコンピューターと接続してください。
- 以下の「アップデート用ファイル」リンクよりダウンロードしたFIIO Music (.apk)プレーヤーの内蔵メモリーにコピーしてください。
- コンピューターとの接続を切り、ES file managerを起動してください。
- 内蔵メモリーにFIIO Musicアプリケーションが保存されていることを確認したら、タッチしてインストールしてください。
- アップデート用ファイルはFIIO製Android OS型デジタルオーディオプレーヤーのみでご利用いただけます。他のAndroidデバイスではご利用いただけません。
- FIIO Musicのインストールが成功したかどうかは、FIIO Music ->Setting->About APP->FIIO Music VX.X.Xと遷移することで確認することができます。
旧FIIO Musicの使用をやめ,元のFIIO Musicを使用したい場合は次の操作を行います。
- 「設定」-> 「アプリ」 -> FIIO Music を探してタップし,アンインストールを行います。表示されない場合には画面上部をフリックすると”すべて”というメニューに移動できますので,そこにあるはずです。
- APKファイルから「Xシリーズ向けFIIO Music」をインストールします。
アップデート用ファイル
現行のXシリーズ向けFIIO Musicアプリケーション
FW1.2.2以降のプレーヤーにプリインストールされているFIIO MusicはFIIO製プレーヤーに最適化されたものが導入されており、Google Playで公開されている汎用Androidスマートフォン向けFIIO Musicとは仕様が異なっており一部動作が異なります。Google Play経由でFIIO Musicを更新してしまうと汎用Androidスマートフォン用のアプリケーションが上書きされてしまうためアップグレードパスとしては推奨されておりません。FIIO Musicを更新するためには以下のリンクからAPKファイルをプレーヤーにダウンロードし、プリインストールされている「ESファイルエクスプローラー」アプリなどからAPKファイルをタップして手動でインストールおよびアップグレードを行って下さい。
- ローカルミュージックタブ追加機能を追加し、音楽フォーマット、年、サンプリングレートのタブを追加しました
- デスクトップ歌詞とステータスバー歌詞を追加しました
- マルチメディアプレイリストのハイライト再生と、前のフォルダの記憶位置への復帰機能を追加しました
- M3Uのエクスポートとインポートの機能を追加しました
- デスクトップウィジェットを最適化しました
- 曲情報ページからフォルダへジャンプする機能を追加しました
- SMBサーバー接続時にisoトラックをサポートしました
- メディアトラックをお気に入りやプレイリストに追加できるようになりました
- PEQカスタム機能により、複数のカスタムEQを追加できるようになりました
- FIIO LinkのWiFi接続機能が最適化されました
- 一部のUSBオーディオデバイスが認識されず、再生に遅延が生じる問題を修正しました
- SMBがログインできない問題を修正しました
- 実験的機能を追加しました(パラメトリックEQ, DLNA送信)
- デスクトップアイコンショートカットを追加しました(マルチメディアサービス、ローカルミュージック、プレイリスト、レジューム再生)
- 一部の楽曲が正しく再生されない場合がある不具合を修正しました
- MQAトラックの表示が異常となる事がある問題を修正しました
- DLNA上のアルバムのソート条件をトラック番号優先に変更しました
- その他の軽微なバグを修正しパフォーマンスを向上させました
FIIO USB Audio Driver v5.58 (Windows 10, Windows11)
- exeファイルをダブルクリックし、表示される画面に従いインストールを行なってください。
- メーカーの方針により、ドライバーのダウンロードに外部のオンラインストレージを使用しております。ご了承ください。
※ご利用にあたってはFAQを合わせてご参照ください。